特急しおかぜ/いしづち
交通記録 特急しおかぜ/いしづち 丸亀→松山
※ こちらは24年6月5日のものです
おはようございます。今回は、四国の大動脈とでもいうべき、JR予讃線に乗車していきます。予讃線は、香川県高松市の高松駅から愛媛県宇和島市の宇和島駅までを結ぶ、297.6kmの幹線です。

JR高松駅

JR宇和島駅
この長きにわたる予讃線のうち、高松ー松山間には、特急いしづち が走っています。また、本州・岡山駅方面から本四備讃線、通称瀬戸大橋線を通り、松山駅へ向かう、特急しおかぜ もこの予讃線を通ります。この2種類の特急は、丸亀駅の一駅高松寄りの隣駅、宇多津駅で連結することがあり、その場合は宇多津ー松山間で一緒に走ることになります。今回、丸亀からはいしづち号の車両に乗っていきます。

橙色が予讃線
しおかぜ号は青色の本四備讃線を通り四国上陸を果たします

新しい車両で全体的にキレイでした
この特急の停車駅は便によって異なりますが、全列車が停車する駅は、丸亀・多度津・観音寺・川之江・伊予三島・新居浜・伊予西条・壬生川・今治・松山で、しおかぜ号は 岡山・児島・宇多津に、いしづち号は 高松・坂出にも必ず停車します。また、多度津駅と観音寺駅の間に詫間駅・高瀬駅に停車するもの、今治駅と松山駅の間に伊予北条駅に停車するものもあります。このうち観音寺駅までが香川県で、路線長の割には停車駅が多く、愛媛県内では停車駅は比較的少なくなります。
香川県内の沿線は比較的規模の大きい平野が広がるのに対し、愛媛県内では、山と海が近く平野が小さめです。進行方向左側に座るとその様子が見てとれます。なお、進行方向右側に座れば、常にではないですが瀬戸内海を見ることもできます。また、西条市付近からは、特急の名の由来となった石鎚山が見られます。

広めの平野が見られます

四国山地が目前に広がり、平野部は小規模です
予讃線は今の愛媛県にあたる伊予国と讃岐国から一文字ずつ取られており、名前からも香川県と愛媛県を結んでいることが分かります。愛媛県内に入り進んだ先、今治駅で途中下車します。
今治駅からは特急しおかぜの車両に乗ります。

JR今治駅

新幹線のようなフォルムです
今治駅から終点の松山駅に向かっていこうと思います。今度は進行方向右側に座りました。瀬戸内海が見えるのはそうなのですが、他にも工場群を見ることが出来ます。こおは瀬戸内工業地域の一部で、石油化学工業などを行っています。

瀬戸内海

多く建ち並んでいます
今治駅から松山駅まではあっという間に着きます。いまでこそJR松山駅は高架化されましたが、当時はまだ地上駅で、レトロな駅舎も現役でした。
ということで今回はJR予讃線のうち、丸亀ー松山間を乗車していきました。この区間は高速で走る車内から海山を見渡すことが出来るので楽しんでのることが出来ます。ぜひとも車窓を眺めながら電車に揺られてみてください。それでは。ありがとうございました。

白背景は恐らくもう見られません

レトロな駅舎です