宇和島市

観光記録 愛媛県宇和島市
※ こちらは24年6月6日のものです。

 おはようございます。愛媛県の宇和島市に来ております。愛媛県南部、南予地方の主要都市で、南予の中では最大の人口を誇ります。本州はおろか県庁所在地である松山市へも距離があるため人口減少なども進んでいますが、活気のある街です。そんな宇和島市を散策してみようと思います。

玄関口
JR宇和島駅
きさいやロードというアーケード街
残念ながらシャッター街となっている

 まず訪問するのは、きさいやロードにも掲示がある、宇和島城です。宇和島城は現存12天守の1つに数えられており、戦国時代末に築かれた天守が今に残ります。この宇和島城も山に建っており、天守に行くためにはそれなりに登る必要があります。

山の上にそびえる宇和島城
本丸から
天守自体はそこまで大きくはない

 天守閣は資料館のようになっており、宇和島市や伊達氏の歴史を学ぶことが出来ます。ここ宇和島は、仙台、伊達政宗で知られる伊達氏が江戸時代、統治していました。幕末において優秀な藩主とされ四賢侯の1人に数えられた、8代藩主伊達宗城の肖像も飾られていました。また、山の上にあるため景色もよく、市街地から入り組んだ宇和海まで見下ろせます。また、城内には郷土資料館もありました。

宇和島藩主 伊達宗城
宇和島城より北西方面
入り組んだリアス海岸

 続いては北西、宇和島市立歴史資料館に足を運びます。史料を見るだけでも興味深いですが、なにより建物自体がレトロさあふれるものです。趣ある風景にあふれていました。また、その道中には道の駅 うわじまきさいや広場 がありました。なお、「きさいや」とは南予の方言で「来てください」という意味だそうです。

宇和島市立歴史資料館
道の駅 うわじまきさいや広場

 続いて城の南側、宇和島市立伊達博物館に行こうとおもったのですが、ちょうどこの時臨時休業ということで、残念ながら入れませんでした。(確か空調設備の修理?とかだったと思います。ちゃんと再訪しました。)ということで、この雪辱を晴らすべく、向かいにあった天赦園に行きました。趣の残る日本庭園でした。兼六園や後楽園などとは違って人が多くないので、雰囲気に任せてゆったりと過ごすことが出来ます。

25.3.6再訪
宇和島市立伊達博物館
天赦園

 最後に宇和島市に来たらぜひしてほしいことをします。愛媛県を代表するグルメといば、鯛めしです。しかし愛媛の鯛めしには大きく2種類、東予・中予のものと南予のものに分かれます。松山市北条や今治市で人気の鯛めしは、タイをお米と一緒に炊き込んで食べるタイプですが、南予、特に宇和島市や西予市の鯛めしはタイの刺身を卵・醤油・味醂などで作ったタレに漬けてご飯と共に頂くタイプです。どちらも非常に美味しいことは言うまでもないですが、折角宇和島にいるので、南予鯛めしを頂きましょう。

ほづみ亭 さん
宇和島鯛飯

 宇和島駅と宇和島城の中間ほどにある ほづみ亭 さんに行きました。右上のお皿にタイの刺身とタレが入っており、お櫃からご飯をよそって、刺身とタレをご飯にかけて頂きます。熱いご飯にタレと刺身がよくマッチし、絶品でした。松山でも松山城付近や松山空港で食べられますが、宇和島に来て食べたからこその美味しさというのも、またあるように感じます。
 ということで、宇和島市でした。数多くの歴史が残り、グルメの街でもある宇和島市。ぜひ足を運んでみて下さい。それでは。ありがとうございました。

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