大歩危峡

観光記録 徳島県三好市
※ こちらは24年9月7日のものです。

 おはようございます。徳島県西部、急峻な四国山地の山間部に位置する三好市に来ています。三好市を代表する景勝地、大歩危峡を少し見てみようと思います。ところで、大歩危(おおぼけ)ですが、なかなか変わった地名です。この由来ですが、「大股で歩くと危険」ということが言い伝えられたという説もあります。この近くに、小歩危(こぼけ)という地名もありますが、ここも同様とされています。由来からして独特ですね。

JR土讃線 大歩危駅
香川県の多度津からやってきた観光列車
四国まんなか千年ものがたり
奥には大歩危橋もそびえる

 駅前は吉野川が削り作った大規模な渓谷になっており、それに大きな橋が対岸まで架かっている構図です。せっかくなので橋を渡って向こう側まで歩いてみます。ちなみに橋は結構高いので、高所恐怖症の方は注意です。実際かなり怖かったです、、

大歩危峡
駅の丁度上に橋が架かっています
大歩危橋からみた渓谷
対岸からの橋

 せっかく吉野川の西側に足を運んだので、ここからまた少し歩いて、道の駅まで行ってみようと思います。さて、この大歩危地域ですが、景勝地としての側面だけでなく妖怪がいる街としても知られます。深山幽谷の代名詞とでもいうべき急峻な四国山地。その中でも殊更特異な景観を見せるここ大歩危では、古くから妖怪の存在が信じられてきました。そのため、道の駅にはもちろん、その道中にも妖怪の存在を匂わせるかのような紹介が見られました。

妖怪のこなきじじい(子泣き爺/児啼爺)
大歩危駅の駅長になっているそうです
大歩危橋から道の駅までだけで
3つの妖怪紹介看板が見られました

 歩くこと約20分、道の駅に到着です。道の駅には妖怪や石の説明・展示が行われているコーナーもありましたが、時間の関係上ゆっくりしてはいられなかったので入りませんでした。またリベンジしに行こうと思います。
 妖怪のPRは盛んですが、渓谷の展望を忘れてはなりません。渓谷に接するように建っているこの道の駅は渓谷美を堪能できる展望スペースがありました。大歩危という特徴的な地域を余すことなく表している素敵な道の駅でした。

魅力的な看板やのぼりが目を引きます
観光列車は地元の方からの暖かいお出迎えがありますが、
地元ではない人でも迎える側を経験することができるようです
渓谷を一望できるバルコニー
ひとつ目の妖怪が出迎えてくれました

 最後にお土産を1つ。ここ大歩危ならではの「妖怪茶」を頂きました。神秘的で霊的な雰囲気漂う大歩危。短時間の滞在ではありましたが非常に満喫することが出来ました。大歩危峡ももう少しゆっくり見たかったですし、付近には かずら橋 という有名な橋もあるので、そこも含めまた来ようと思います。皆さんも、独特の雰囲気を感じに大歩危を訪ねてみてください。
 それでは。ありがとうございました。

大歩危駅ホームにあった
かずら橋の模型
暗くて見にくいですが、 妖怪茶

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