特急うずしお

交通記録 徳島→高松
※ こちらは24年9月7日のものです。

 おはようございます。徳島市の徳島駅に来ています。ここから高徳線特急のうずしお号に乗車し、高松駅を目指します。

特急うずしお
指定席のシート
自由席率がかなり高かったです

 走行する高徳線は、高松と徳島を結ぶ路線として、両者から1文字ずつ漢字を取り命名されました。本数は現在も1日15往復以上と非常に多く走っています。この高徳線には電気で動く電車が走っておらず、ディーゼルエンジンで動く気動車が行きかいます。このうずしおは、気動車特急としては最多本数を誇ります。それだけ需要も一定数存在する路線なのですが、香川県と徳島県の県境付近にあるトンネルの断面積が小さいため、架線を引くことが出来ずにいるとも言われています。
 停車駅には多くのパターンがあります。今回乗車した24号は、徳島、池谷、板野、引田、三本松、志度、屋島、栗林、高松が停車駅で、一般的な停車パターンです。これらのうち池谷と引田は通過列車もあり、勝瑞、讃岐白鳥、讃岐津田、オレンジタウンに停車するものもあるそう。これに加えて屋島駅は一部通過列車がありましたが、25年ダイヤ改正で全列車停車になったそうです。その時間に多い需要に合わせた運行方法がとられているのだと感じます。
 板野を出ると、阿讃山脈を越えて香川県に入ります。板野ー引田間は県境をまたぎ、かつ山越え区間ということもあり、普通列車の本数は極端に少なくなっています。引田駅から高松方面は時間1本程度とそれなりに多く本数が確保されていますが、徳島方面となるとそれは一変。普通列車は10本もありません。

JR引田駅
25年2月5日撮影
画質が悪くて申し訳ないですが
引田駅の時刻表
黒が普通列車で赤が特急列車です

 香川県に入ると引田駅や三本松駅など東かがわ市の主要駅を超え、だんだんと都会的なエリアへ進んでいきます。途中の志度駅ではすぐ近くに琴電の路線が伸びており、地域輸送として競合区間に入ります。志度を出ると高松市内に入り、すぐに終点の高松駅です。
 ということで、今回は特急うずしおに乗車していきました。うずしおは24年度まで岡山駅へ乗り入れており、岡山行うずしおも乗車したので、また記事にしたいと思います。徳島県には淡路島を通ってバスや自動車で行きがちですが、ぜひとも特急うずしおに乗車して来てみてください。それでは。ありがとうございました。

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