留萌本線
交通記録 深川→石狩沼田
※ こちらは24年9月24日のものです。
おはようございます。今回は北海道の道央、空知総合振興局に位置する深川市の深川駅に来ています。ここからは留萌本線が伸びているのですが、その前に深川駅周辺を散策しようと思います。


駅周辺は人通りも少なくないです。ご飯屋さんもありましたので、入ってみようと思います。立ち寄ったのは、五十番というラーメン屋さん。地域に愛される町中華という雰囲気でよかったです。


駅の出口は南側にあり、線路も地上にあるので北側とは雰囲気が大きく異なります。北側は閑静な住宅街といった印象を受けました。駅すぐのところに陸橋があって南北に移動できるほか、少し西にいったところで線路の下をくぐることもできます。時間にはよるかと思いますが、どちらもあまり人はいませんでした。



9月27日撮影



アングラみさえ感じられます。
さて、本題の留萌本線に乗車します。留萌本線はここ深川から、沿岸部の増毛までを結んでいた路線です。しかし、時の流れにより留萌ー増毛間が廃止、その後石狩沼田ー留萌間も廃止になり、現在は深川ー石狩沼田間のみの運行になります。留萌本線という名ですが留萌市まで至らず、最も短い本線となっています。そして、残る深川ー石狩沼田間も2026年末に廃止されることが決定してしまいました。


もうこの先に列車が行くことはありません。


青色:留萌駅 水色:増毛駅
石狩沼田駅の滞在時間はごくわずかで、すぐに折り返します。24年10月まで、「北の大地の入場券」という入場券が発売されていましたので、そちらも購入しました。列車に乗るので入場券は必要ないですが、まあ記念です。


乗車整理券
この留萌本線は運行形態もなかなかに変わっていて、1日7往復の列車がありますが、石狩沼田方面の始発列車は、途中駅を全て通過し、始発の深川を出ると次は終点の石狩沼田です。快速といった表記もなさそうなので、乗り間違いには注意です。また、北秩父別駅という駅があり、この駅には石狩沼田方面には2本・深川方面には4本しか列車が来ません。留萌本線でも到達難易度の高い駅でしょう。
用があるので、途中の秩父別駅で下車します。埼玉県の秩父と同じ漢字ですが、読みは「ちっぷべつ」です。初見では絶対に読めませんね。


駅周辺には道の駅があり、開基100年を記念する塔もありました。また、集落に西には同じような作りの他tものがずらりと並んでいました。情緒あふれるキレイな景観です。


旭川市に帰ろうと思います。留萌本線の本数は少ないですが、旭川へはバスもあります。廃止になった区間の留萌本線の代替として旭川と留萌とを結ぶ役割をもつ、道北バス・沿岸バスです。これに乗ることでも深川を通り旭川駅に行きます。
ということで、深川市と秩父別町の散策、そして留萌本線の乗車記録でした。特に留萌本線はもうすぐ乗れなくなってしまうので、ぜひともご乗車ください。それでは。ありがとうございました。

