留萌市

観光記録 北海道留萌市
※ こちらは24年9月27日のものです。

 おはようございます。引き続き旭川に来ております。今回は留萌市に行ってみようと思います。深川駅からは留萌本線が留萌駅まで伸びていましたが、現在は留萌駅は廃止されており、公共交通機関に関しては、バスを使う必要があります。旭川駅からは、深川駅近くの深川十字街を経由して留萌市中心部の留萌十字街に向かうバスが、道北バスと沿岸バスの共同で運行されています。

黄緑色:石狩沼田駅 濃青色:碧水
紫色:旭川駅 赤色:深川駅(深川十字街もすぐ近く)
橙色:JR函館本線
茶色:JR留萌本線(廃止区間を含む)

 留萌本線は深川市・秩父別町を通って沼田町を経由しますが、このバスは沼田町は通らず、北竜町の碧水という地域を通ります。その先は留萌本線と平行して、留萌市中心部に向かいます。留萌本線との平行区間では、線路を車窓から見ることができ、踏切の部分では線路がはがされていたりと、なかなか珍しい情景が見られました。旭川駅前から留萌十字街までは2時間ほどかかります。バスは路線バスとは思えないほど豪華で、さながら高速バスのようですが、お手洗いは併設されていませんでした。留萌まで行く場合はあらかじめお手洗いを済ませておくと良いでしょう。せっかくの長距離路線バスなので、終点の十字街まで乗ります。

2列×2のシートがひたすら連なります
それでも車内は閑散としていました
留萌十字街のバス停

 十字街に来ましたが、至って普通の交差点という感じです。市民プールや北海道でおなじみのセイコーマートがあるくらいでした。市役所を越えるようにここから北へ向かいます。留萌市の観光地の1つ、黄金岬を見てみようと思います。岩が沿岸に多くちらばり、海鵜などの海鳥が多く見られました。すぐそばには、留萌市海のふるさと館という施設が。中には留萌やアイヌの歴史などが展示されていました。人が少ないかと思われましたが、幼稚園か何かで地元の子どもたちが大勢遊びに来ており、温かい雰囲気でした。ちなみに留萌市は世界三大波濤に数えられるそうです。波濤とは端的に言うと大波のことで、冬季の北西季節風の影響を大きく受ける留萌市では波が非常に強くなるそうです。

海も澄んでキレイです。
岩に多くの鵜が
黄金岬

 さて、十字街に戻り、そこから留萌駅跡を見に行こうと思います。乗ってきたバスは十字街に到着する前に留萌駅前を経由しており、降りる人も少なくなかったです。しばらく国道に沿って進み、大きな公園や道の駅もあるエリアへと向かいます。

稚内や羽幌と、遠くまで来た感が強いです。
ここにも線路の遺構が
留萌ー増毛間にあたり、早くに廃止された区間です

 道の駅はそれなりに人で賑わっており、駅前も人がいました。しかしながら駅舎は時が止まったような雰囲気で、構内には入れませんでしたが、周囲から見るだけでも異様な雰囲気が漂います。

道の駅 るもい
公園のある北側から見た留萌駅
増毛方面に伸びていた線路
留萌駅と線路
線路が分断され、通路となります
時が止まったような駅
駅舎

 駅周辺には、線路の跡が見られたりもしました。

線路があったであろう小高い堤防のような場所

 留萌駅からバスに乗って旭川方面へ帰ろうと思います。札幌方面にもバスで直接行くことが出来ます。留萌駅の沿岸バス乗り場には、待合所がありました。待合所で待っていると、沿岸バスの方が声をかけてくださり、回数券の存在を教えて頂きました。1100円で1320円相当の乗車券として扱えるもので、残りは現金で払うというかたちで車内で使用できました。知らなければ手が出せないようなものです。

沿岸バス待合所
待合所の内部
可愛らしいイラストがあしらわれていました
普通回数券というもの

 ということで、留萌市を散策しました。実は駅前で地元の方に声をかけてもらったりもしており、色々なところで人の温かみに触れられるところでした。また行こうと思います。みなさんもぜひ足を運んでみてください。
 それでは。ありがとうございました。

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