山形新幹線つばさ
交通記録 福島→新庄
※ こちらは24年11月24日のものです。
おはようございます。今回は山形新幹線に乗車していきます。諸事情によりやまびこ号で福島まで来て、ここからつばさ号に乗車します。


青色:福島駅 緑色:山形駅
赤色:新庄駅 黄色:仙台駅
さて、山形新幹線のつばさ号はご存じの通り東京駅を発着します。福島駅までは、東北新幹線を仙台や盛岡まで向かうやまびこ号と併結されたりして、走行します。その後連結してきた場合には福島駅で切り離しを行い、仙台方面ではなく山形方面に向かいます。ここからも新幹線車両が走るのですが、線路は新幹線専用ではなく在来線の線路になっており、在来線特急のような様相を呈します。特に福島から出た先は山間部を走行し、新幹線とは思えないような車窓が広がります。特に米沢駅より先は線路が1本の単線区間も登場し、新幹線なのに列車行き違いのための待ち合わせが発生したりもします。




山形県内では、文字通り在来線特急のようで、停車駅も多めに設定されています。もちろん停車パターンには列車によって差がありますが、米沢・高畠・赤湯・かみのやま温泉・山形・天童・さくらんぼ東根・村山・大石田・新庄です。米沢から先は平野部になっています。山形までは湯や温泉などの名がつくことからも分かる通り、温泉も多く存在します。今回は一旦、山形の次の天童で下車します。天童から終点の新庄までもつばさ号で行きます。


さて、終点の新庄へ向かいます。次のさくらんぼ東根は特徴的な名称ですが、さくらんぼ生産量第1位の県が山形県で、市町村単位ではこの東根市が1位です。新幹線が停車する駅ですから、街のPRのために駅名をつけたのでしょう。実際、この特徴的な名称のお陰で東根という地名を覚えている人も多いはず。また、大石田駅は、観光地として人気な銀山温泉の玄関口として知られ、一定の利用客がいます。ということで、あっという間に新庄駅です。山形新幹線としては新庄が終点ですが、この奥羽本線はこの先秋田県に入り青森県にまでつながります。また、東へは陸羽東線が、西へは陸羽西線が伸びているという形で4方面に路線網が伸びるハブになっています。



珍しい気がします

ここからは大蔵村というところを訪ね、帰ります。行きは全て新幹線でしたので、帰りは普通列車で。福島駅までは、山形と米沢の2回の乗換で行けます。ちなみに今回は、JR東日本が発売する「小さな旅ホリデーパス」という企画乗車券を利用しました。行ける範囲は広いですが、1日で全て回るのは難しそうです。今回は奥羽本線区間のみという利用で、かなり少ない気もします。なお、東北新幹線に乗車することは出来ませんが、山形新幹線(福島ー新庄間)に関しては、特急券を別途購入することで乗車できます。
ということで、山形線とも呼ばれる奥羽本線の福島ー新庄間を新幹線と普通列車に乗車しました。もう少し色々なところを見られたらと思いましたが、またの機会としようと思います。
それでは。ありがとうございました。


デミグラスソースが美味しかったです

ここを境に景色がかなり変わります

南東北の広いエリアが乗り降り自由になります