関西線・草津線経由一筆書き
交通記録 名古屋市内→名古屋市内
※ こちらは24年10月23日のものです。
おはようございます。今回は日帰り旅行なのですが、一筆書ききっぷというものを初めて使ってみようと思います。初めに一筆書ききっぷについて簡単にご説明を。きっぷ、ここでは列車にのるための乗車券を指します。基本的にきっぷは、発駅から着駅までとるものです。ですが、長距離の乗車券は、途中の駅で降りられる途中下車という制度が利用できます。青春18きっぷのようにホーム外に出られる、という認識が近いです。発駅から着駅までは一筆書きで結ぶことが出来る必要があり、通った駅に戻らなければ基本的には何度でも途中下車可能です。ごく簡単には、このような感じです。またいつか詳しく書きたいですね。
これを応用して、発駅を着駅を同じにすると、行き帰りを含めた1枚の乗車券が出来上がります。もちろん、行き帰りで経路は異なりますので、そこを了承の上で、ですが。基本的には乗車券は1枚にまとめた方が運賃が安くなるのでお得です。

経由が重要になってきます

橙色:東海道本線
黄色:名古屋駅 橙色:亀山駅 紫色:柘植駅
青色:貴生川駅 黄緑色:草津駅
今回購入した乗車券は、関西線・草津線・東海道線を経由するので、名古屋→亀山→柘植→草津→米原→名古屋という経路で列車に乗れます。名古屋市内から名古屋市内なので、市内の駅では途中下車できませんが、それ以外の駅では途中下車できます。これで途中下車をしながら観光しようと思います。
まず乗車するのは、名古屋駅5:40発の亀山行。関西本線を走行します。関西本線は名古屋駅から大阪市のJR難波駅とを結ぶ路線で、このうち名古屋ー亀山間はJR東海の管轄となっています。この亀山行はJR東海管轄の関西本線を走破します。桑名市や四日市市などの主要都市を通りますが、両市には近鉄も通っており、関西本線は押され気味でもあります。

22年8月12日撮影

24年2月14日撮影


亀山駅から先も関西本線ですが、ここからはJR西日本の管轄です。さて、名古屋と大阪という2つの大都市を結ぶ鉄道として、東海道新幹線はもちろん、在来線の東海道線や近鉄線が知られますが、この関西線は残念ながらそこまで知られてはいませんし、使う人も多くないです。その理由が、この亀山から京都府木津川市の加茂駅までの区間にあると思います。この区間は山間部になり、沿線人口も少なく、本数も多くない、ローカル線といったような雰囲気です。




さて、この亀山ー加茂間ですが、朝の時間は学生で溢れていました。7:06亀山発。乗換駅も比較的多く、観光地も多くある伊賀鉄道に接続する伊賀上野駅なども、当区間です。ですが、今回は伊賀上野までも行きません。曲がりくねった路線をゆったりと越え、7:31、柘植駅(つげ)到着。伊賀市最初の駅で、ここからは草津線が北へ向かって伸びています。


柘植から草津線の乗車します。滋賀県草津市の草津駅まで伸びる路線で、京阪神地区に向かうJR西日本のアーバンネットワークを形成しています。中には京都方面に直通するものもあります。7:42発の京都行。草津までではなく、途中の貴生川駅(きぶかわ)まで行こうと思います。貴生川からは信楽高原鐵道が伸びており、これは別途記事にしようと思います。


さて、時を飛ばしまして貴生川駅に戻ってきました。残った草津線を北へ向かい、草津駅に参ります。12:22貴生川発の草津行。草津駅には12:47に到着しました。草津、と聞くと草津温泉を思い浮かべる方も多いとは思いますが、群馬県草津町とは異なり、ここは滋賀県の草津市です。京阪神のベッドタウンとしての側面もあり、滋賀県の第二都市です。ここからは琵琶湖方面にバスで向かいますが、それもまた別途。

駅近くのビルなどに直結します

琵琶湖方面に向かうバスが発着します
ここからは東海道本線を通り、名古屋へ帰ります。日も落ちてきたので、あまり写真はありません、すみません。夜の草津以東はどんどん空いていき、米原以東のJR東海区間はガラガラで快適でした。
滋賀県を色々めぐれて楽しい旅でした。途中で1泊したら、更に色々なところをゆっくり見れて面白いと思います。名古屋在住の方を中心に、ぜひ利用してみてください。
それでは。ありがとうございました。
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