天童

観光記録 山形県天童市
※ こちらは24年11月24日のものです。

　おはようございます。山形県中部に天童市に来ています。山形新幹線で山形駅の次に停車する天童駅が中心駅となります。山形新幹線は福島より先で在来線区間を走行します。そのため、新幹線の駅といった雰囲気はあまりなく、閑静な印象です。

　天童市は将棋の街としても知られます。というのも、天童市は将棋の駒の生産量が多く、国内シェアの9割以上を占めています。東北地方は伝統工芸品が多い、ということを中学社会で学んだと記憶している方も少なくないと思います。南部鉄器や会津塗などと共に天童将棋駒も教科書に掲載されているはずです。駅前にはそれを象徴するかのような将棋駒のオブジェが置かれていました。
　駅の施設にレンタサイクルがありましたので、自転車を借りて東へ行こうと思います。偶然ですが、今日は「令和鍋祭り」というお祭りが開催されていたので、行ってみようと思います。

　向かう先は道の駅です。市内でも有名な天童温泉を通り、道の駅に到着。一面がお祭りムードで、多くの人で賑わっていました。30種もの鍋が発売され、ステージでは地元の学生による公演や戦隊ショーが実施されていました。ステージの公演からは、地元で愛され続けたという雰囲気も感じられます。せっかく山形県に来たので、ご当地ものを頂こうと思います。山形牛すじ煮と山形せり煮を頂きました。

　道の駅の名前は「道の駅 天童温泉」で、この近くには天童温泉がありました。温泉にゆっくりつかるほどの時間はなかったので、温泉郷にある足湯に少し入りました。温泉宿が多く建ち並んでいる、温泉郷といった様相で、ぜひまたゆっくり訪ねたいと思います。源泉が祀られていたりと、地元の方に大切にされていることが伺えます。

　また、9月に20歳になったため、地酒を買ってみようと思います。奥羽本線と平行するように伸びる県道22号を南下すると、酒蔵がありました。「出羽桜」という山形県の銘酒を取り扱うお店です。駅ナカのお土産店にも売られていましたが、せっかくですので酒蔵すぐのお店へ。この後宿で頂きました。初の日本酒は度数も強さがかなり感じられましたが、それでも飲みやすくて美味しい日本酒でした。
　ということで、天童市を訪ねました。グルメ・温泉・酒と、私の思う東北の良いところがぎゅっと詰まったような都市でした。また来ようと思います。
　それでは。ありがとうございました。