四国最東端・蒲生田岬
観光記録 徳島県阿南市
※ こちらは24年2月5日のものです。
おはようございます。徳島市の徳島駅に来ています。今回は珍しくレンタカーを借りて、人里離れた名勝に足を運んでみようと思います。徳島駅のそばにあるタイムズのカーポートに向かい、車を走らせます。ちなみに1人で運転するのは人生初だったので、かなり緊張しました。市役所そばの線路をくぐり、国道55号で南へ向かいます。


国道55号を南下します
阿南市に入り、JR牟岐線の阿波橘駅近くで、国道55号は旧線と思しきルートと新線のようなバイパスに分かれます。旧線の方に入り、一気に道幅も狭まりました。その後は旧線からも逸れて山道のようになりました。慣れない運転なので後ろの車に道を譲りつつの走行でしたが、通行量は決して多くはないので、止まる時間はそこまでありませんでした。山がちなところを抜けると、海が見えるようになります。あと少しですが、ここからは車がすれ違えないような細い道に。幸いにも対向車は来ませんでしたが、祈りながらの運転でした。ということで、悪戦苦闘しながらも無事到着、蒲生田(かもだ)岬です。






私の他に観光客はまったくいません。唯一、地域の方?が清掃をしてくれていました。奥の灯台へ向かおうと思います。小高い山のようになっており、階段を上ると灯台のそばにたどり着けます。




階段を上ると木々の中に吸い込まれていく、そんな錯覚に襲われるようです。登り切った先には、灯台と美しい海が。小高い山にあるおかげで広く見渡すことが出来ます。その一方で透き通った海の様子もはっきりと見ることができ、自然の雄大さを全面で感じることが出来ました。










登ってきた階段とは違う階段があったので、そちらを選んで下りました。階段の素材といい、こちらの方がより自然を感じられるルートでした。


登るときに使った階段の入口付近には大きな広場があったのですが、その広場に出ました。本当にここを通ってきたのか、と思うような鬱蒼とした雰囲気が醸し出されています。
駐車場の付近に戻ってきました。そばには、蒲生田大池と呼ばれる池がありました。何の変哲もない池で、静かでいい雰囲気です。


さて、車を動かして少し戻ります。そばには、蒲生田岬温泉という温泉があり、市営の日帰り温泉施設であるかもだ岬温泉保養センター さんがあります。


車もちらほら停まっており、入浴を楽しんでいるお客さんも多くはないですがいました。浴室はかなり広く、露天風呂まで完備されており満足度はかなり高かったです。露天風呂に関しては自然の中のお風呂という感じでした。変わった形の屋根をもつ浴槽もありました(調べたところウミガメモチーフなようです)。入浴しながらは難しかったですが、浴槽から出れば海も見え、終始自然に触れられました。
せっかくここまで来たので、ご飯も頂くことにしました。天丼を注文。ハモというあまり聞きなれない魚の天ぷらなようです。京料理なんかではしばしば用いられる魚のようで、プリプリとした触感もあり非常に美味しかったです。


ということで、蒲生田の周辺を見ていきました。行き来がかなり大変でしたが、そこまでしてでも来る価値の大いにあったと感じます。皆さんも徳島に来た際には、ぜひ足を運んでみてください。
それでは。ありがとうございました。

お手洗いの水道の代わりなのでしょうが、珍しいですので最後に紹介
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