木更津と久留里線
交通記録 木更津→上総亀山
※ こちらは25年2月13日のものです。
おはようございます。今回は木更津駅に来ています。首都圏から横須賀・総武快速線の行先として、しばしば君津という地名が見られますが、その君津駅の一駅手前です。木更津市は巨大なアウトレットや東京湾アクアラインなどがあるので、知っている方も多いと思います。


ここ木更津駅で交わります
千葉駅から40分ほど。房総半島の内側・東京湾岸を進む内房線に乗車します。正確には千葉駅から蘇我駅mでは外房線となっており、蘇我駅からが内房線です。ですが、紛らわしいため千葉駅で内房線に接続できるとアナウンスされます。
さて、木更津市は港町としても有名ですので、海鮮を頂こうと思います。駅から15分ほど歩いたところに魚市場があるそうなので、行ってみることにしました。魚市場には、海鮮食堂 KUTTA さんという食事処がありました。少ししか調べなかったので知りませんでしたが、人気店なようで、外で待っている人も少なくなかったです。しかし、回転率は良く、すんなり入れました。平日限定ということで、まかない丼というものを頂きました。新鮮な海の幸だと思いますので、絶品でした。




さて、木更津駅に帰ってきました。ここからは、久留里(くるり)線という可愛らしい名前をした路線に乗って行こうと思います。都会のイメージが強い千葉県内を走るJR線ですが、赤字額がかなり多く、JR東日本もバス転換を匂わすような声明を出したことで話題となりました。






久留里線は、途中駅である久留里駅までであれば、1時間に1本程度あります。しかし、久留里ー上総亀山間の本数が非常に少ないです。


13:01発の久留里線 上総亀山行。途中、袖ヶ浦市に位置する横田駅などを経由し、路線名の由来にもなった久留里駅に到着です。久留里駅には7分ほど停車しました。


さて、廃線すらも取り沙汰される久留里ー上総亀山間に突入します。なんとこの区間、22年度の営業係数が16821となっています。営業係数とは100円を稼ぐために必要な費用のことで、この区間で100円を稼ぐには16000円以上必要ということを意味します。同年のJR東日本管轄で営業係数が5桁を越えている区間は飯山線 戸狩野沢温泉ー津南・花輪線 荒屋新町ー鹿角花輪・磐越西線 野沢ー津川・陸羽東線 鳴子温泉ー最上 であり、奇しくも関東から唯一のランクインとなりました。しかもこの中でも最も高い数値。苦しい営業状態であることがよく伝わってきます。


ということで、久留里線の紹介でした。途中下車は殆ど出来なかったですし、久留里や上総亀山周辺には面白そうなところがちらほら見えます。いつ廃線になってしまうかも分からないような路線なので、また近いうちに乗り、沿線を楽しみたいと思います。東京に近いローカル線、皆さんも体感しに来てみてはいかがでしょうか。
それでは。ありがとうございました。





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