下灘駅

観光記録 愛媛県伊予市双海町
※ こちらは25年3月9日のものです。

 おはようございます。広島県を観光していましたが、しまなみ海道を通り愛媛に帰ってきました。せっかくなので車で下灘駅に行ってみようということになり、鉄道ではなく車で向かいます。

来島海峡PA
瀬戸内海
橙色:JR予讃線 青色:下灘駅

 朝早くにしまなみ海道を走破しました。橋と島を交互に走り抜ける様は特徴的で、走っていて非常にワクワクするものです。写真は、四国に上陸して最初のパーキングエリアである来島海峡PAです。瀬戸内海と島々に架かる橋を望むことが出来るので、展望台もあり、観光地化されていました。
 ということで、四国に上陸できたので、下灘駅に向かいます。ここは今治市ですが、ここから県庁所在地である松山市を抜け、伊予市に向かいます。このしまなみ海道の付け根から松山市までは主に2つの国道が伸びています。JR予讃線と平行するように沿岸部を走る国道196号線と、高縄半島の内陸部を抜ける国道317号線です。松山市の中でも道後などに行く場合は317号が良さそうですが、196号は海の眺めが良いのでおススメです。わき見運転にならないよう気を付けながらも景色を楽しみつつ西へと向かいます。
 下灘駅は、JR予讃線の駅です。予讃線の松山以西と言えば、南予の一大都市である宇和島市までを結ぶ特急宇和海が走りますが、下灘駅のある区間は宇和海はやって来ません。内陸部を通り線形が良くなっている内子線という路線を宇和海は走行し、下灘駅は比較的静かな駅になっています。しかし、この下灘駅は日本一海に近い駅の1つとされ、鉄道駅としては珍しく大人気の観光地となっています。

 ご覧の通り静かな駅で、ホームの1つしかありません。ですが、向かっている途中に思わぬものを見ました。松山市を出ると国道378号線を走行するのですが、この区間も予讃線と平行します。ドライブを楽しんでいると、前方の線路に赤く輝く列車が。有名な観光特急、伊予灘ものがたりです。特に時刻を調べたわけではなかったのですが、かなり幸運でした。

伊予大洲駅停車中の伊予灘ものがたり
24/9/8撮影
伊予灘ものがたり 車内
24/9/8撮影

 予約を取るのもあまり容易ではない、伊予灘ものがたりがゆっくりと下灘駅に向かっているところでした。下灘駅のある向井原ー伊予大洲間は「愛ある伊予灘線」という愛称がつき、そのオーシャンビューが人気です。車窓を最大限楽しむためにゆっくりと走行しており、列車が下灘駅に到着する前に先回りすることが出来ました。昨年9月は伊予灘ものがたりに乗車して下灘駅に降り立ったのですが、今回は列車のいない静かな駅も見ることが出来ます。

伊予大洲行の入線
大洲方面に帰っていきます

 流石人気の観光特急というだけあり、到着すると多くの方が駅へ降り、写真を撮ったりや海を眺めたりしていました。列車が出入りする姿は鉄道で来ると見られないので、よい経験でした。また、思わぬ経験も出来ました。ものがたり列車は、地域の方に愛されている列車で、地元の人々の温かい見送りもその人気の1つです。その観光列車お見送りも体験させてもらえました。旗を貸して頂き、旗を振って列車を見送りました。

駅ホームと海

 まさか伊予灘ものがたりに会えるとは思いませんでしたし、このようにお見送りが出来るとも思わなかったので、すごく嬉しかったです。しかもスタンプカードまで頂けて、ナイスタイミングでした。ありがとうございました。

海とホーム
スタンプカード
駅舎
レトロさ残ります
海の近さがよく伝わります

 最高の時間になりました。最後にもう1つ、絶景スポットに行ってみようと思います。少し松山方面に戻ったところにある、道の駅 ふたみ です。こちらは海のすぐそばまで行くことができ、透き通った美しい海を眼前のものとすることができます。よろしければ、ぜひセットで訪ねてみてください。

 ということで、伊予市でした。しまなみ海道からずっと、海の美しさを堪能できる旅でした。海を楽しむ愛媛旅、ぜひやってみて下さい。
 それでは。ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です