指宿のたまて箱
交通記録 鹿児島中央→指宿
※ こちらは25年3月21日のものです。
おはようございます。鹿児島市の中心・鹿児島中央駅に来ています。この旅3つ目の観光特急 D&S列車の、指宿のたまて箱 に乗車します。

桜島口

黄色:指宿枕崎線
橙色:指宿駅
鹿児島中央駅は九州新幹線の終着駅で、鹿児島市の玄関口ともいえる駅です。ここ鹿児島中央から南へと伸びる路線があり、それが指宿枕崎線です。観光地である指宿を経由して最南端の始発・終着駅である枕崎駅までを結ぶ鉄道路線です。鹿児島市内は比較的本数も多く、指宿市の山川駅まではそれなりに本数が確保されていますが、そこより先、南九州市の西頴娃や枕崎方面にまで抜ける列車の本数は少な目です。
今回乗るのは、指宿のたまて箱という観光列車で、こちらも枕崎まではいかず、指宿行です。


白黒の2色が特徴的な外観です。車内は木目調で、落ち着いた雰囲気ですが、シートの模様やパネルなど、豪華さが漂います。














明るく温かみのある雰囲気に魚のイラストが多く、海を感じられるデザインです。先に乗った2本の列車とは、かなり雰囲気を異にしています。車内販売はあるものの、お酒さどを扱ったカウンターはありません。しかし、事前にお弁当を予約することが出来ます。




お弁当は発車前に受け取ることが出来ましたが、動き出してから車窓を眺めながら頂こうと思います。中身は6種類のおにぎりとおかずで、鹿児島県の食材がふんだんに使われています。すべて美味しかったですが、おにぎりはうなぎとひじき肉巻きが、おかずは黒豚カツとカツオの煮付けが特に絶品でした。車内で食べるご飯はやはり格別で、その地域の景色を見ながら楽しめると思うと最高です。
9:56発の指宿行。鹿児島市街を抜けると錦江湾に沿って南下を始め、進行方向左側は眺めがかなりよくなります。


この列車は鹿児島中央を出ると終点の指宿まで停車駅はありません。観光列車は途中駅で降りて散策出来たりする例も少なくないように思えるので、少し珍しいと感じました。新幹線で鹿児島中央駅に来て、観光地の指宿に行くための快速や特急の代わりという側面も強いのかもしれません。指宿までは普通列車で70分ほどかかるところ、50分ほどで着くため、速達性も集客のメリットとなっているのかもしれません。10:47指宿に到着です。


ということで、D&S列車の指宿のたまて箱でした。せっかく指宿まで来たので、ここから砂蒸し風呂に行こうと思います。他のD&S列車と比べても本数や運行頻度は多めに設定されているので、指宿に行く際は使ってみて下さい。
それでは。ありがとうございました。




“指宿のたまて箱” に対して2件のコメントがあります。