鶴岡市立加茂水族館
観光記録 山形県鶴岡市
※ こちらは25年8月19日のものです。
おはようございます。山形県庄内地方観光、2日目です。昨日は酒田市を巡りましたが、今回は庄内地方におけるもう1つの中心都市、鶴岡市に向かいます。7:02発の普通列車村上行に乗車します。陸羽西線との接続駅で昨日の乗換でも使用した余目駅を経由し、30分と少しで鶴岡駅に到着します。




最上川
7:36鶴岡駅に到着です。鶴岡市は酒田市と同様に歴史情緒あふれる街となっており、市街地には歴史的建造物が数多く存在します。しかし、今回は歴史探訪ではなく、バスに乗って水族館に行きます。




鶴岡市沿岸部、加茂地域に今回のお目当ての水族館はあります。湯野浜温泉線というバスに乗車。鶴岡駅前7:48発です。市街地の市役所やお城近くを経由し、西に進んで国道112号に入ります。菱津という字の地域を通り、トンネルを抜けて住宅地を通ると海が見えてきます。海洋高校前のバス停で学生さんたちを降ろすと、次はいよいよ水族館です。


8:23加茂水族館バス停に到着です。開館は9時なので、30分ほど時間を潰します。水族館の目の前にある高台には灯台があり、日本海を望むことが出来そうであったため登ってみることにしました。








さて、まだ開館時間前ではありますが、入口の前にお客さんが並び始めたので、それに倣って並んで待とうと思います。先に加茂水族館の簡単なご紹介を。水族館好きであれば、誰もが知るといっても過言ではないほど有名で人気な水族館で、多くのクラゲが展示されているのが最大の特徴です。その種類数は国内はおろか世界で最多であり、人気の高いクラゲたちを全面で楽しむことが出来る水族館です。
館内に入ると、まずは庄内地方の魚たちが展示されていました。クラゲが人気の水族館ですが、展示がクラゲだけではないのは良かったです。全体的に洗練された印象を受けました。




庄内の魚コーナーを抜けると、いよいよクラゲゾーンです。廊下のような長い空間にクラゲ水槽がずらっと並んでおり、そのすべてが異なる種類であるかと思うと圧巻です。






何匹ものクラゲがふわふわと漂う。そのような水槽がひたすらに続いていく。ここまで水槽の集合により幻想的な感じ得る水族館はそうないと思います。ここまででも十分感動モノなのですが、一番の目玉はこの先です。加茂水族館が誇る大水槽。しかし、他の水族館にあるような大水槽ではありません。約1万匹のミズクラゲが揺蕩う、直径5mほどの円形の水槽です。クラゲドリームシアターと呼ばれるこの水槽は息を飲むものがあり、ゆっくり見つめていると心が落ち着きます。


他にも海獣もいますが、館内自体はそこまで大きくはないです(小さくもないですが)。2周3周とクラゲを眺めて周回しながら、参加を申し込んだバックヤードツアーの時間を待ちます。参加料500円でバックヤードを巡ることが出来、迷うことなく申し込みました。バックヤードでは、数多くの水槽を上から覗くことが出来ました。それは小さいクラゲ水槽だけでなく、クラゲドリームシアターのもその上から見ることが出来ました。ふわりふわりと流れるクラゲを上から見るという滅多にない経験、貴重なものでした。他にも貴重な話も伺うことが出来、衝撃だったのは「クラゲを食べる」クラゲがいるということ。上から餌をやるので餌のメモがあるのですが、クラゲと書かれているのは興味深かったです。餌の確保方法も加茂水族館ならではで、長年の努力による賜物であろうと思えました。


ということで、加茂水族館でした。最後に色々な写真をあげて終わりにします。ぜひ足を運んでください、と言いたいところですが、25年11月から改修工事が入るそうです。もう残り期間が少ないので、26年4月以降に行ってみてください。
それでは。ありがとうございました。















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