西丹沢

観光記録 神奈川県足柄上郡山北町
※ こちらは25年11月18日のものです。

 おはようございます。神奈川県西部、足柄上郡の松田町に来ています。中心部に位置する新松田駅です。小田急線の駅で、当駅発着便もあるので名前を聞いたことのある人も少なくないでしょう。そんな新松田駅の北口からバスに乗って山北町の奥地に向かいます。ここは大井町や南足柄市など様々な方面へバス路線が伸びる拠点になっています。
 乗車するのは、富士急バスの西丹沢ビジターセンター行。駅出口のすぐそばに案内所がありますので、こちらで企画乗車券を購入します。西丹沢温泉セット券というものを購入。こちらに関してはまた後でご説明します。

山北町のコミュニティバス
レトロで可愛らしいバスです
西丹沢温泉セット券

 小田急線の新松田駅すぐそばには、JR御殿場線の松田駅があります。駅名は違うものの乗換客は多く、また両路線を行き来する特急ふじさんも存在します。この御殿場線とはバスでしばらく並行することになります。

水色:小田急線 緑色:御殿場線
黄緑色:西丹沢VC 赤色:中川温泉
青色:丹沢湖 水色:新松田駅/松田駅
御殿場線は国道246号線と並行します

 新松田駅前を出ると、松田町の主要部を通り抜け、国道246号線に入ります。東京都心と静岡県沼津市を結ぶ国道、松田町までは小田急線と近いルートを進み、松田からは御殿場線と沿うようにして沼津に至ります。246から少し逸れ、山北駅を経由します。広大な山北町の中心地で、長いバス路もひたすら山北町を走っていくことになります。再び246に合流したのち、すぐに旧道に入り、山北駅の隣駅、谷峨(やが)駅前に停車します。御殿場線における神奈川県最後の駅で、西丹沢・中川への入口になっています。ここからは御殿場線とも246とも別れ、県道を北へ進んでいきます。紅葉した山々に覆われたのどかな道です。暫く走りトンネルを越えると、丹沢湖が眼前に現れます。

河内川
新東名の工事が進みます
丹沢湖

 丹沢湖が見えて2つ目のバス停で下車します。玄倉(くろくら)バス停。ここでこちらの西丹沢温泉セット券のご紹介を。端的に言うのであれば、新松田駅から終点である西丹沢ビジターセンターまでの往復バス乗車券に加え、中川温泉の入浴券がセットで付いてきます。新松田駅ー西丹沢VC間の料金は1360円で、このセット券は2700円なのでかなりお得。そのうえ、宮原入口ー西丹沢VC間は乗り降り自由。246を抜けてすぐのバス停が宮原入口なので、西丹沢周辺エリアはほぼすべて自由に乗り降りできることになります。かなりお得です。

玄倉バス停
丹沢湖と色づく山々

 ここから玄倉川に沿ってハイキングをします。川の上流にはユーシン渓谷という景勝地があります。ユーシンブルーという透き通った青色の川が魅力で、そこまで歩こうと思いました。車両通行止めのエリアに立ち入り、1時間ちょっと歩いたところで、長いトンネルにあたりました。青崩隧道というトンネルで、中で大きく蛇行しているため両側から光が届かず、内部は完全な暗闇です。小さい懐中電灯1つしかなく、一人で超えるには怖すぎたので、今回はここまでで引き返すことにしました。残念ですが仕方がないです。ここまでの道も玄倉川の景色が良くて楽しかったので、良かったです。

ユーシンブルーではないですが
川は十分にキレイです
発電所
車は通れません
境隧道
こちらは短いです
青崩隧道
中は真っ暗です

 再び1時間あるき、バス停まで戻って来ました。予定外に早く戻ったのでなにかご飯を頂きたいと思いつつ、バス停周辺に食事処はありません。次のバスも2時間近く先なので、観光地まで歩くことにします。ここ丹沢湖はダム湖で、せき止めている三保ダムが観光地の1つになっています。そんな三保ダムまで、45分ほど湖畔を歩きます。

キレイは紅葉
丹沢湖

 三保ダムには駐車場もあり、人の姿がそれなりにありました。旅館に併設されているお食事処を発見。今を逃すとしっかりしたご飯にありつけないような気もしたので、迷わず入店。太平楽 さんというお蕎麦屋さんです。猪のつけそばを頂くことにしました。中学時代に丹沢湖ハーフマラソンに2度ほど参加した経験から、丹沢湖には猪をイメージがあり、こちらにしました。生臭さはなく歯ごたえと風味のある豚肉といった感じ。そば湯もありすべて美味しく頂きました。

あったかつけ麺 猪
太平楽さん

 この向かいには、丹沢湖記念館というものがあり、西丹沢周辺の野鳥の剥製などが見られました。屋上からは丹沢湖を望むことができ、面白い施設でした。

野鳥の剥製

 また少し歩きます。永歳橋という丹沢湖を代表する橋を越え、三保地域の中心部に向かいます。中心といっても観光地化はそこまでされていないため、記念館やダムのあるエリアの方が人で賑わっており、役場支所と旧三保小学校くらいしかないこちらのエリアに足を運ぶ人は少ないようです。ではなぜこちらに来たのかというと、とある工場に行くためです。ハマセイ さんというたい焼きや今川焼を作る工場。ここで直売されるたい焼きを食べることが出来るのです。幼いころに連れてきてもらった記憶をもとに来ましたが、まだ売っていてくれてよかったです。たい焼きは小倉あんで1つ100円とリーズナブル。あつあつで、誰もいない大自然の中頂くたい焼きは絶品でした。

永歳橋
ハマセイ さんとたい焼き

 ダムに戻って三保ダムを少し歩きます。下流部は広場になっており、長い階段で繋がっています。

ダム下部

 このすぐそばに丹沢湖バス停があります。このバスに乗り、せっかくなので終点の西丹沢VCまで行ってみようと思います。温泉セット券の往路は先ほど玄倉で降りる際に運賃箱に入れ、ここからは復路券です。復路券を見せることで宮原入口まで自由に乗り降り出来ます。細川橋というところで乗客の方が降り、そこから先は貸し切りでした。車がすれ違えないような細道をゆっくりと進み、西丹沢VCに到着です。

西丹沢ビジターセンター

 登山の拠点という側面が強く、特段の何か観光地があるわけではありません。ただ、とりあえずバス路線を乗り通せたので良かったです。ここからは戻り、中川温泉に向かいます。この区間も復路券で乗車。町営のぶなの湯という施設に足を運びます。中川バス停で下車。

ぶなの湯
河内川
きんたろう牛乳

 中川温泉は武田信玄の隠し湯と呼ばれています。相模まで信玄が来ていたかは学がないので知りませんが、それでも泉質はお墨付きなような気がします。アルカリが強く、とろとろとした素晴らしい泉質でした。露天もあり、大自然の中で良いお湯を楽しめ、最高でした。
 ということで、山北町の西丹沢地域でした。ユーシン渓谷にリベンジしに行きたいですし、それ以外も自然豊かでゆっくりできてやはり好きな地域です。最高でした。首都圏からも近いので、ぜひ足を運んでみてください。
 それでは。ありがとうございました。

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