美濃ドライブ
観光記録 岐阜県恵那市・瑞浪市・関市
※ こちらは25年12月9日のものです。
おはようございます。久しぶりにレンタカーによるドライブ旅です。目当ては温泉。キレイな日帰り温泉施設を巡ろうと思います。まず行くのは、恵那市串原の、串原温泉ささゆりの湯。以前訪ねた温泉ですが、再訪です。国道153号を豊田市街まで進み、そこから県道11号線を北上。小さな集落や山道を越えて岐阜県に入ります。


青色:大湫 赤色:上之保
水色:中之保
走ること2時間強、串原地区に到着です。山中にある一軒の入浴施設弱塩基性の湯でかすかにとろとろとした肌触りを感じることが出来ます。そして、ここの温泉におけるなによりの魅力は、露天風呂からの景色。雄大な山々を望むことが出来ます。紅葉のシーズンは終わりましたが、その分紅葉の景色を見に来た人も少ないのでのびのびと過ごすことが出来ました。


露天風呂からも似たような景色が見えます
入浴を終えたのでご飯を頂こうと思います。ささゆりの湯内の食事処で頂くのもよいと思ったのですが、恵那市のご当地グルメを知ったのでそちらを頂きに車を走らせます。恵那市のグルメ、えなハヤシ。地元の豚や古代米、寒天を使用したハヤシライスです。ハヤシライスの語源となったという説もある早矢仕有的さんのゆかりの地区がここ恵那市だそうです。岩村藩の医者として勤めた有的さんが、患者に振る舞った料理がハヤシライスの起源とされているとも言われているようです。
串原地区から恵那地区、現在の恵那市の中心部にやってきました。訪ねたのは、 お食事処 金よし さん。サラダも付いて880円とお得な気分です。ハヤシライスを外食で食べる機会はあまりなかったので、どこか懐かしいような気持ちになりつつ頂けました。特に豚肉、三浦豚という豚のお肉を使っているそうですが、これが柔らかく絶品でした。平日ということもあるのでしょうが、他にお客さんが見えなかったのが気がかりでした。とても美味しかったので、これからもがんばってほしいです。また行こうと思います。




ここからは西に向かいます。中央本線と沿っている国道19号を抜け、瑞浪市の釜戸駅付近までやって来ました。ここで19号と分かれ、細道を抜けます。その先にあるのは、中山道の大湫(おおくて)宿。
先ほどの恵那市中心部は、近くに大井宿があったので、中山道のルートに近いルートを辿ったことになります。中山道には多くの宿場町がその雰囲気を残しており、妻籠や馬籠、奈良井などが人気です。それらの宿場町と比べると知名度は劣りますが、こじんまりとして巡りやすく、古い寺社や町並みも残っていて面白かったです。



大きな御神木が出迎えてくれます





大湫からは県道65号を西に進みます。旧中山道と似通ったルートで山道になっています。途中、隣の宿場である細久手宿を通りました。少し散策したいと思っていましたが、駐車場がいまいち分からなかったので断念。またいつかの機会に訪ねようと思います。
瑞浪市を出て御嵩町に入り、国道21号に合流。そこから可児市・美濃加茂市を経由して関市に入ります。関市はかなり広いので、あまり関市のような感じはしないですが、県道58号を北上します。旧武儀町のエリアに入ります。本日2軒目の温泉、上之保温泉 ほほえみの湯です。こちらも山中の温泉。露天風呂があり、広い庭のようなかたちですぐ近くにも木々がありました。こちらも紅葉のシーズンだとキレイそうです。そして何より露天が広々としていたのが印象的でした。のびのびできて良いです。単純温泉なので入浴した際に違いを感じることは少ないですが、それでも雰囲気も相まって癒されます。


最後に、少し時間があったので近くの気になったところに行ってみます。お宮の清水という湧水地。岐阜県の名水100選に選ばれているスポットです。これは白髭神社という神社の境内にありました。こちらの神社は時が止まったような雰囲気。悪く言えば寂れてしまっていますが、山奥の静かな神社ということで、霊験あらたかな様子を肌で感じます。




ということで、美濃をぶらぶらとドライブしていきました。静かなところを多く巡れて、非常に満足できました。秘境めぐりというほどではないかと思いますが、趣があって良かったです。
それでは。ありがとうございました。

