北見市留辺蘂町温根湯
観光記録 北海道北見市
※ こちらは26年2月4日のものです。
おはようございます。先日は網走市を観光し、北見市街でもう1泊しました。今回は北見市を見ていきます。ですが今回は市街地ではなく少し離れたところに向かいます。北見駅に向かい、7:25発の西留辺蘂行普通列車に乗車します。北見市の最低気温は-16度。朝は特に寒かったですが、晴れていて気持ちの良い空気です。




7:50留辺蘂(るべしべ)着。「る」で始まる地名であり、「蘂」という漢字を持つなかなか変わった地名。植物の雌蘂と雄蘂にも使用される漢字です。かつては留辺蘂町でしたが、現在は合併し北見市の一部となっています。かつての町の中心駅で、特急も停車する主要駅ですが、かなり静かな駅です。
ここからはバスに乗車します。北海道北見バスの道の駅 おんねゆ温泉行。乗った時点で先客は一人のみ、その方も留辺蘂市街地で降りてしまい、市街地を出て温根湯に向かう段階では貸し切り状態でした。

バス待合室も兼ねていた

8:04に留辺蘂バス停を出て、終点の道の駅 おんねゆ温泉には8:30の到着。ここに来た目的は、水族館です。北の大地の水族館という淡水魚水族館があります。その近くには北きつね牧場という動物園があり、楽しめそうです。とはいえ9時開館なので、少し道の駅で時間を潰します。道の駅のお店はまだやっていませんでしたが、お手洗い休憩の人が多かったです。高速バスのルート上にあるようで、国道39号が網走や北見と旭川とを最短で結ぶようです。石北線とはルートが違うんですね。
また、ポケふたというポケモンのマンホールがありました。北海道のポケモン・ロコンと北見市で盛んなスポーツであるカーリングのストーンがあしらわれています。網走市の道の駅にもありました。道の駅を巡るのも楽しそうです。


程よく時間を潰せたので水族館に向かいます。


山の水族館。別名として、北の大地の水族館という名前が付いています。この立地と名前からも分かる通り、淡水魚の展示がメインです。水族館の周りは水で満たされているようで、表面が凍っているので魚の存在は確認できませんが、水中では元気に泳ぎ回っていることでしょう。ロケーションは、忍野の富士湧水の里水族館に近いものを感じさせます。
最初の水槽は、オショロコマという北海道を中心に生息する魚の展示。滝つぼのように水流がある水槽で水流に逆らって泳ぐ彼らの姿を下から見ることができます。どうやら日本初の滝つぼ水槽だそう。
続いてが恐らく一番の注目ポイント。入る時に外から見えた外プールのような形の水槽。冬場は外から見た通り水面が凍結し、外からは見えなかった魚たちが泳ぎ回る姿を見ることができます。オショロコマ含め、サケの仲間が多いエリアでした。
小さな水槽を抜けると、暗い空間とひと際大きな水槽が。流木のようなものを中心に置いたその水槽の中には、幻の魚とも呼ばれる日本最大の淡水魚・イトウが悠々と泳いでいます。オショロコマやニジマス、ヤマメなどを見てからだと、その大きさが際立ちます。どこか別の水族館でもイトウ自体は見たことがありましたが、ここまで沢山のイトウを一度に見たのは初めてでした。


水面が凍っています


その先はヤマメが川を遡上する様子が見られる水槽があり、世界の淡水魚コーナーへ。残念ながら遡上の姿を見ることは出来ませんでした。色々な水族館でもはやおなじみに感じているコロソマとレッドテールキャット。その水槽の中には小さなグッピーもいました。その先も熱帯性の魚たちが。ここは温根湯温泉町という字で、その名の通り温泉が湧いています。この温泉の温かさを利用して、熱帯性の魚を飼育するのに役立てているのだそう。このような寒い地域でも安心して魚を育てることができますね。


この先はドクターフィッシュの体験コーナーがあり、出口になります。なお、出る直前まで貸し切りでした。貸切らせていただいた水族館は愛媛県松丸の水族館に続いて2回目。人目を気にせずゆっくりできるのでありがたくはありますが、経営の上では心配でもあります。
水族館を出て、次の目的地に向かいます。続いての行先は、北きつね牧場。歩いて5分としないところに有ります。すぐ後ろには木々が連なり、鳥たちのさえずりを聞きながら向かいます。水族館とは打って変わってかなり年季の入った様子。これはこれで期待が高まります。
二重になった扉を越えると雪が掻き分けられた道があり、その左右には多くのキツネが。各々走り回ったり、他の子と喧嘩なのか遊んでいるのか追いかけっこをしたり、はたまた日当たりの良い屋根の上で寝ていたりと自由な姿が見られました。相変わらず鳥の鳴き声も多く、園内の木にも野鳥の姿が見え、人工的な場所ではなく大自然に身を置いているかのような感じになります。


稲荷神社の神様かのような






さて、留辺蘂の市街地に戻ります。道の駅を12:35に出るバスに乗るので、少しだけ時間があります。本当なら温泉に入ってゆっくりしたかったのですが、残念ながらそんな時間もないので、せめて足湯だけでも入ろうと思います。温根湯のバス停付近まで歩くと、無加川の対岸には温根湯温泉のホテル街が広がるのを見られました。そして雪よけに覆われた足湯が。中に入ると感じられる硫黄臭。硫黄泉だということは知らなかったので、思わぬ幸運でした。ゆっくり足を休めて、バスに乗り込みます。バスは相変わらず貸し切り。これで留辺蘂ではなく少し手前の旭2区というバス停まで向かいます。




良いバスです
旭2区のそばには、留辺蘂駅の1つ旭川寄りにある西留辺蘂駅があります。こちらから列車に乗ろうと思い、降りました。12:46到着。列車は13:49発で時間があるので、お昼をいただきます。駅の近くにあった、あおやま亭 さん。塩ラーメン専門のお店です。如何にも個人店といった感じで、民家然とした雰囲気はかなり落ち着くものです。スープは口当たり優しく、肉厚なチャーシューとマッチして絶妙な味でした。西留辺蘂に次いつ来られるか未知数ですが、是非ともまた来たいお店でした。


ここから2分程度で西留辺蘂駅です。ここから遠軽に向かうのですが、驚いたことに遠軽方面へはこの時間が始発でした。留辺蘂に行くために乗ってきた列車は当駅止まりで、特急・特快・快速と続いていたのでそこは理解できますが、乗ってきた西留辺蘂行の前にあった普通列車の遠軽行が、なぜか当駅を通過するダイヤになっているそうです。調べたところこの普通は割と通過駅を持っているようなのですが、謎なダイヤです。遠軽行で設定するのであれば、この立地の駅は停めても良い気がするのですが、きっと難しい事情があるのでしょう。




遠軽で旭川行に乗って、この日のうちに札幌まで出てしまおうと思います。ということで、留辺蘂町温根湯でした。北海道ならではの素敵なところばかりでしたので、ぜひ足を運んでみてください。
それでは。ありがとうございました。


この日の遠軽から上川だけで
30頭ほどのエゾシカを見ました

キレイな夕焼けです


