函館線の廃止駅巡り

交通記録 函館⇆二股
※ こちらは26年2月18日のものです。

 おはようございます。函館駅に来ています。これから、北海道が誇る大幹線・函館本線に乗って行きます。

函館駅
橙色:函館本線
青色:仁山駅 水色:森駅
黄緑色:長万部駅 赤色:二股駅

 函館駅を出て、長万部・小樽・札幌・岩見沢・滝川を経由して旭川までつながる長大路線。しかし、今回は札幌や旭川まで向かうわけではありません。函館線の道南地区では、今年度末に廃止になってしまう駅が2つほどあるので、それら2つの駅を見納めに行きます。
 まず乗るのは、7:23発の普通列車 大沼公園行。30分ほど乗車します。

函館ー五稜郭間
いさりび鉄道に入る路線と並行します
新函館北斗ー仁山間
新幹線の札幌延伸の準備がなされています

 札幌のベッドタウンとしても人気の七飯を抜け、新幹線乗換駅である新函館北斗駅を出ると、次の駅が1つ目の目的地、仁山駅。新幹線駅の隣駅が廃止というのも、少々驚きです。7:53着。廃止前なのでだれか降りるかと思いましたが、私意外には誰も降りず。

さらば大沼公園行
長万部方面ホーム
対面ホーム

 駅に積もったホームを見ると、私以外に誰も使用していないことが分かります。さて、次の列車は1時間後。駅舎や周辺をゆっくり見ていこうと思います。駅周辺はなにもありません。正確には温泉とヴィラがありましたが、やっているのかも不明。

ホームから見る駅舎
入口も味があります
駅舎内
外からの駅舎

 駅舎の静けさを感じていると、踏切とアナウンスが。ホームに出てみると、札幌行の北斗が高速で通過していきました。駅構内は立ち入れなくなると思うので、こうして仁山で列車の通過を見られるのも、残りあとわずかです。

踏切もしっかりと下がっています
さらば北斗

 少し駅周辺を散策してみます。道の駅などもあるようですが、距離があるため途中の幹線までとします。

構内の外の踏切から
遠くの山々が見えます
1日1本のバス
駅廃止後、バス停名はどうなるのでしょう
北海道の大動脈、国道5号も見えます。

 駅に戻ってくると、いいタイミングで函館方面への貨物列車が。なかなか幸運です。さて、8:56発の普通列車 長万部行に乗車します。

貨物
長万部行の入線

 とりあえず終点の長万部まで向かいます。次の目的地である二股駅は長万部の隣なので、ひとまず長万部へ。

大沼公園
吹雪いてきました

 途中で、主要駅の森に到着。いかめしが人気の駅で、あとでまた来るのでその時ゆっくり見ます。さて、この森では20分ほど運転停車。両方面からの北斗が行くのを待っての発車です。森から長万部までは、噴火湾に沿うようにして走る、かなり景色の良い路線です。遠くにはうっすらと伊達や室蘭が見えます。

森ー石倉間
落部ー野田生間

 普通列車、ボックスシートで景色もゆっくりと良く見え、車内も空いているのでかなり快適です。終点の長万部には10:51の到着。

北海道新幹線が建設中
国縫ー長万部間
海からは少し離れます
長万部駅ホーム
長万部駅

 長万部駅からは本数がぐっと減ります。倶知安・小樽方面はなんと1日4本。私が乗った中では、予土線にならぶほどの少なさ。では、先程から追い抜かされている特急北斗はどうしているのかというと、ここから室蘭本線に入り、東室蘭方面を経由して札幌に向かいます。長万部以北の函館線は山線とも呼ばれ、なかなかなローカル線になっているよう。
 そんなこんなで次の列車までかなり時間があります。おひろをいただきましょう。ここ長万部は、かにめしが有名。駅前のかなや さんでいただけるという情報を仕入れていたのですが、なんと定休日。火曜休は調べていたのですが、第三水曜日も定休日だそう。運が悪かったです。そのため別のお店を探すことに。北海道といえばラーメン。こだわり さんというラーメン屋さんを見つけたので、入店。醤油と塩がありましたが、長万部は函館に近いだろうという謎理論に基づき、塩を注文。透き通るようなスープが優しい味を醸し出し、絶品でした。やはり北海道はご飯が美味しい。

こだわり さん
塩ラーメン

 長万部を出る函館線は13:29発で、まだまだ時間があります。ということで、この寒い気候にぜひ行きたい、温泉に行きます。駅の反対側は長万部温泉街が広がっており、昔ながらなホテルが軒を連ねます。踏切を越えて温泉街へ。こだわりの店主さん曰く、かつては線路をまたぐ陸橋があったそうなのですが、現在はなくなり、迂回する必要が生じたのだとか。温泉街を歩くと、日帰り温泉大歓迎との看板や幟がたくさん。ここまであると逆に悩むものです。悩んだ末、温泉地の名を冠した長万部温泉ホテルを伺います。非常にレトロな温泉で、とろとろとなめらかな温泉が最高です。脱衣所には番台が設置されており、風情を感じるとともに、公衆浴場として使われていたこともあったのかとも思いました。

踏切を渡ります
温泉街
長万部温泉ホテル さん

 ようやく良い時間になりました。駅に戻り、函館線の旅を続けます。1両編成の普通列車 倶知安行。ニセコや倶知安などの需要から、車内は思いのほか混んでいます。とはいえ、乗るのは一駅だけ。ゆっくりと列車は走り、二股駅に到着。

倶知安行

 約8分で二股に到着。撮り鉄がいましたが、彼らはJRにお金を払っているのでしょうか、と無粋なことを考えつつ、二股を堪能します。

駅ホームからの二股駅
駅外から
駅舎内

 仁山よりも簡素で何もない駅です。長万部に帰る列車14:37に出るので、時間はあまり多くなく、簡単に見て去ります。

こちらも駅名はどうなるのでしょう
かなり年季の入った駅舎

 ということで、二股を後にします。名残惜しいですが、これにて2駅訪問は終了。函館に帰ります。ただ、ここでも一工夫していきます。長万部からは少し特急課金。普通列車が好きなのですが、乗ったことのない特急に乗るのも楽しくてよいことです。特急北斗に乗車。

札幌行の北斗
ニセコに充当されていたはずのはまなす編成
函館行に乗車

 ということで、わずか二駅だけ乗車し、先程停まっていた森で降ります。割と混雑していた車内ですが、森で降りたのは私だけ。せっかくなので駅前でいかめしを買い、今日の夜ご飯にしよう、と思ったのですがなんと完売。かにめしといい、残念ながら海鮮にはありつけないようです。

完売(泣)
ポケふた
いかめしが有名だからでしょう、マーイーカです

 森で降りたのは、何もいかめしのためだけではありません。函館線はここから支線が伸びています。渡島砂原を経由する支線は駒ヶ岳の北から東に抜けて大沼で合流します。16時ちょうど発の砂原経由函館行。かなり閑散としていましたが、このローカル感はたまりません。

東森駅
掛澗駅
渡島沼尻ー鹿部間
鹿部ー大沼間
廃駅かなにかでしょう

 本線に戻り大沼からは学生さんを中心にかなり混雑してきました。函館まではいかず、七飯駅で降ります。17:21着。砂原経由の支線に次ぐ、函館線もう1つの支線に乗ります。本線は七飯から新函館北斗・仁山を経由して大沼に至る本線と、途中駅を持たず大沼に向かう支線です。このように、大沼近辺は支線によって8の字の線路になっています。

七飯駅 駅舎

 この支線ですが、実に特殊なもの。1日3本だけで、七飯→大沼の一方のみの運行です。そもそも新幹線乗換駅として需要の大きい北斗を通過するのも好ましくはないのでしょう。貨物列車が走るための路線なようですが、どうして未だに旅客列車が運行されているのかは謎です。いつなくなるのかも分からないので、暗くなってきましたが乗ってみます。17:54発の長万部行。残念ながら車窓はほぼ見えませんが、新函館北斗駅の東横インの青い光が。これだけでも、北斗を通過して走る路線にいることが分かります。

朝とった、謎の支線
こんなに高くする必要あるのでしょうか‥?
◎印は少ないです
高い高架線だからこそ見えるのでしょうか
東横インが目立ちます

 函館まで帰りたいので、一区間だけの乗車。大沼駅で降りました。二股ー函館で100kmを越えるので途中下車して、七飯駅で七飯⇆大沼の往復乗車券を買おうと思っていたのですが、七飯でも大沼でも乗車券は買えず。大沼駅下車時に七飯ー大沼間の360円を払ったのは良いですが、函館駅では説明する必要があるようです。

 ということで、函館駅に帰ります。七飯下車の印もなかったのですが、駅窓口では快く対応してくださり、乗車券と360円を支払って駅の外に。だいぶ信用に基づいていますが、まあこんなことする人は乗り鉄してる人でしょうから、そこらへんは分かっているのでしょう。
 ご飯はいかめしをいただくつもりでいたので何も考えていませんでした。そこで、函館ならではのハセガワストアに行き、気になっていたやきとり弁当をいただきます。北海道のやきとりということで、豚肉になっており、絶品です。ぜひとも札幌の方にも出店してほしいなと思いつつ、函館での楽しみの1つに留めておきたくもあります。またいただきましょう。
 ということで、函館線をかなり満喫してきました。特に二駅はあとわずかなので、訪れたい人はお早めに。それでは。ありがとうございました。

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