門司・下関
観光記録 北九州市門司区・山口県下関市
※ こちらは26年3月24日のものです。
おはようございます。本州最西端の都市・下関市に来ています。その中心駅である下関駅です。


多くの航路(破線)が関門海峡に走ります
山口県内の山陽本線は岩国ー下関間の運行が多く、定期列車は全て当駅で折り返します。というのも、下関から先の山陽本線はJR九州管轄になるので、そういった理由でも直通はあまり行われていません。ということで、今から海を越えて九州に向かいます。JR九州の普通列車小倉行。


下関を出ると、次は門司。関門海峡をトンネルでもって超えていきます。瀬戸大橋のような絶景とはいきませんが、山地を越えるように短時間で海を渡れるのはすごいものです。九州最初の駅にして、長大な山陽本線の終点、門司駅。門司区の中心部の1つです。メインの出口は南口ですが、ひとまず北側に出てきました。高層マンションが立ち並ぶ北口、目と鼻の先には海が広がっています。海とセットで1つ名所を。門司赤煉瓦プレイスと呼ばれる赤煉瓦の建物群で、サッポロビールの工場の跡地を活用して観光地化されました。赤煉瓦の建物は遠くからでも存在感があり、歴史を感じられる良いものだと感じます。






門司駅周辺をサクッと見て、門司港へ向かいます。


博多方面から来た。8両という長い編成の列車に乗車します。門司港方面は日中、時間3本。本数と長さがアンバランスな気もしますが、それもまた良し。


門司港レトロと呼ばれるその風情は、列車を降りてすぐにビシビシと伝わってきます。広い頭端式ホーム。なんてことのない見た目であるはずですが、駅名標から何から、趣を感じずにはいられません。そして何よりも注目すべきは駅舎。個人的には最大の見どころといっても過言ではないほどの建物です。




門司港駅周辺に、レトロの建物が集中しています。外から眺めるだけ楽しめる建物に交じり、高層ビルも軒を連ねる、まさに古くから栄えた街としての風格を醸し出していました。


ぶらぶらと眺めつつ歩いたので、お昼をいただこうと思います。門司といえば、名物の焼きカレー。海峡プラザという施設で見つけたカレー屋さんに入りました。下関の対岸ということで、フグカレーを。アツアツで非常に美味しくいただきました。


さて、この門司と下関でやってみたいことがありました。それが、関門人道という道を歩くことで、福岡県と山口県、九州と本州を自らの足で超えることができる海底トンネルが関門人道です。人道の入口を目指し、和布刈方面へ歩みを進めます。県道261号を北上すると、突如として現れる鳥居。どうやら和布刈神社という神社がこの先にあるそう。鳥居を越えるとノーフォーク広場という公園が整備され、関門自動車道の関門橋がその姿を現します。山陽本線もこちらを通っていれば眺めが良かっただろうに、とも思いましたが、歴史の長さが違います。いつか運転するときの楽しみとしておきましょう。広場から海峡と行き交う船舶を眺めつつ遊歩道を進むと、いよいよ和布刈神社。境内には海につながる鳥居もあり、美しい海と関門橋を鳥居越しに見ることができました。






和布刈神社まで付けば、関門人道の入口はもうすぐそば。怪し気な雰囲気漂うエレベーターに乗り込み、地下に向かいます。


関門人道は、正式には国道2号線の一部ということにもなっています。歩ける部分とは別に自動車専用の海底トンネルが整備されています。長いトンネルを歩き続けると、本州・下関市に到着できるというもの。歩行者は特に料金は必要なく、自転車を持ち込む場合は20円ほどかあるそう。それでもかなり安いです。




ということであっという間に下関に帰ってきました。地上部には、みもすそ川公園という公園が整備され、砲台が設置されていました。幕末に攘夷を唱える長州藩が関門海峡を通る外国船を砲撃した事件があり、その舞台になっているよう。他にも源平合戦の最期・壇ノ浦もここ下関で、数多くの歴史的事件の舞台になってきたことが伺えます。




さて、今回の目的地は福岡なので、もう一度九州に渡りたいです。鉄道・徒歩ときたので、最後はまた別の手段で。ということで、観光地である唐戸市場に来ました。ふぐ(ここ山口県では ふく と呼ばれます)を筆頭に新鮮な魚をいただける市場ですが、ここからとある方法で門司に渡ることができます。下関駅と関門人道の間に位置するここに橋やトンネルはありませんが、海を渡る上でメインとなる手段がまだ残っています。関門連絡船、船です。




関門連絡船は時間3本とかなりの本数が運行されています。そして、唐戸から門司港までの所要時間はわずか5分。つまりかなりのハイスピードで走っていくということです。室内の1階席と、外席があったので、迷わず外の2階席へ。出航するやいなや、ものすごいスピードで門司を目指します。風が強烈で、手すりから手を離せないほど。アナウンスが入っていたようですが、まともに聞き取れないほどの強風です。もはや軽いアトラクションのようで、5分という時間を余すことなく楽しめる移動手段でした。




ということで、下関と門司、関門地域を楽しみました。王道の観光地ですが、特に下関側を中心にやり残したことも多いので、またの機会を楽しみに待とうと思います。
それでは。ありがとうございました。


