大野市
観光記録 福井県大野市
※ こちらは24年9月12日のものです。
おはようございます。福井県の坂井市を訪ねている途中に、寄り道をして大野市まで足を延ばしました。大野市の市街地を見ていこうと思います。


青色:敦賀駅
黄緑色:大野城
大野市は福井市から西に入ったところにあり、山に囲まれたところに市街地が位置します。市街地は歴史的な街並みが残ることから、越前の小京都と呼ばれています。また、山からの扇状地のような地形になっており、伏流水の関係でキレイな水が湧くことでも知られ、名水百選にも指定されています。
まず訪れたのは、武家屋敷の跡である、旧田村家というところです。歴史を感じられる、趣のある建物であり、この時期では季節限定で風車が多く設置してありました。かなり暑い気候でしたが、さわやかさを感じる粋な設置物でした。


さて、旧田村家の奥に覗いている山にそびえる大野城に行ってみます。街のシンボルとして市街地を見つめる大野城。山頂に位置し、雲海などが発達する時期には空の上にそびえたつように見えることから、天空の城とも呼ばれます。標高約250mの山であり、天守のある本丸へ行くのはなかなか大変でした。ですが、間近で見る天守も迫力があり、天守閣からお眺めも良かったので、登山する価値は十分にあると思います。




建物が広がります
続いては、名水を実感しようと思います。大河川・九頭竜川の支流である真名川が市街地を流れ、それによる扇状地が形成されています。扇状地とは、河川が山から平野部に出るところで形成される地形です。扇状地では、粒径の比較的大きい砂礫が堆積する傾向にあるため、そこを流れる水は地下に浸透してしまいます。そして扇状地の末端付近を中心に、地下へ潜り込んだ水が伏流して湧き出ます。
大野市には湧き水の地点が多くあり、その1つが御清水(おしょうず)です。自由に湧き水を汲んだり、その場で頂くことも出来ました。飲みやすく、美味しい水でした。
ということで、大野市街を散策しました。歴史もありのどかで過ごしやすい場所でした。観光地である勝山市なども近いので、福井県に起こしの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
それでは。ありがとうございました。

