とき

交通記録 東京→新潟
※ こちらは25年2月26日のものです。

 おはようございます。数多くの新幹線が発着する、東京駅に来ています。今回使用するのは、「JR東日本たびキュン♥早割パス」通称、キュンパスです。列車予約システム:えきねっとを使用して購入できる企画乗車券です。2-3月の1日あるいは連続する2日間(いずれも平日のみ)、JR東日本の路線及び一部の第三セクター路線が乗り降り自由になります。特急や新幹線も乗車可能で、1日用は2回、2日用は4回まで座席指定も受けることが出来ます。今回は2日用で東北を周遊します。最初に乗るのは、上越新幹線です。6:08東京発のとき301号 新潟行。

東京駅ホームの駅弁屋
黄緑色:上越新幹線 緑色:東北新幹線
大宮駅で両者が分岐します
高崎駅では北陸新幹線(青色)が分岐
上越新幹線
車内

 新幹線に乗って、まずは新潟駅に向かいます。とき301号の停車駅は、上野・大宮・高崎・越後湯沢・浦佐・長岡・燕三条・新潟。停車タイプのたにがわ号や北陸新幹線の停車タイプ種別のあさま号が主な停車列車である熊谷・本庄早稲田と、上越新幹線で利用者のかなり少ない上毛高原駅を通過するタイプです。
 東京・上野・大宮と首都圏の駅に停車し、多くのお客さんを回収していきました。キュンパスの時期でもあり、ウィンタースポーツのシーズンでもあるので、新潟方面に向かうこの列車は結構な混雑でした。大宮を出ると、群馬県の一大ターミナルである高崎駅。ここで北陸新幹線と分岐します。みなかみ町の上毛高原を通過すると、急峻な越後山脈を越えていきます。現在の群馬県である上野国と新潟県である越後国との間で上越国境と呼ばれる区間です。上越国境は長いトンネルになっており、その先は雪景色です。川端康成の『雪国』書き出しである「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」という有名な一文を実感することが出来ます。当時は新幹線など当然なく、在来線の上越線ですが、同じような気持ちになることが出来ます。新潟県に入り、越後湯沢に到着。

湯沢周辺
越後湯沢発車後

 スキー客が多かったのでしょう、湯沢で多くのお客さんが降りていきました。スキー場や温泉があり、観光地としての人気の高さが伺えます。次の浦佐駅は、かつてスキー客で栄えたものの現在では静かな駅となり、上毛高原と並ぶ利用者の少ない駅となっています。

越後湯沢ー浦佐間

 浦佐を出ていくつかトンネルを抜けると平野になり、中越地方の中心都市:長岡市になります。中心駅の長岡駅に停車。長岡市は新潟市に次ぐ第二都市です。長岡の次は燕三条(つばめさんじょう)。ここは駅名が特徴的で面白い駅です。燕三条駅は燕市と三条市の間に位置しており両者の間にあるのですが、ざっくりと言うのであればこの二市は仲が悪いのです。駅名を決める際には一悶着あり、「燕三条」と燕の名を前にする代わりに駅長室を三条市に置き三条市の駅というかたちにしました。一方で燕三条駅のすぐ近くには高速道路のインターチェンジがあります。この名前は「三条燕IC」燕三条駅とは異なり三条の名を前にし、所在地は燕市になります。ここまで行くとかえって仲が良さそうにも思えますね。
 東京を出てから約2時間、新潟駅に到着です。8:10着。新潟駅では11番線に着いたのですが、在来線の5番線につながる乗換改札機がありました。5番線からは、長距離を走る特急である、いなほ号が発車します。キュンパスシーズンでもあるので、同じように乗換改札機を抜けて在来線ホームに行く人が多かったです。ということでこの流れに乗って特急いなほに乗ろうと思います。
 それでは。ありがとうございました。

特急いなほ 秋田行
いなほ

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