スーパーつがる

交通記録 秋田→青森
※ こちらは25年2月26日のものです。

 おはようございます。新潟からいなほに乗って秋田までやってきました。日本海側を通って青森まで、最後の乗車です。秋田駅発の特急スーパーつがるに乗車して、青森駅を目指します。

秋田駅
水色の羽越本線に乗ってきました
秋田駅からは奥羽本線(オレンジ色)に乗車

 新潟市内から長く伸びてきた羽越本線はここ秋田駅で終了。ここからは奥羽本線です。福島駅から青森駅までを結ぶ東北地方の大動脈の1つで、福島ー新庄間と大曲ー秋田間で新幹線車両が直通することでも知られます。この秋田ー青森間には新幹線車両は来ませんが、特急つがるが行きかいます。乗車するのは、12:49発 特急スーパーつがる1号 青森行。

電光案内
秋田新幹線 こまち
特急いなほ
改札
特急スーパーつがる

 特急つがるは1日あたり3往復あり、そのうち1本がスーパーつがるという速達便です。今回乗るのは、速達タイプのスーパーつがるです。時期が時期なので、いなほよりも混んでいる印象でした。停車駅は東能代・鷹ノ巣・大館・大鰐温泉・弘前・新青森・青森。停車駅がかなり絞られており、乗換があるような主要駅ばかりです。青森までの所要時間は約2時間半。新幹線で盛岡から新青森まで行くと1時間ほどで、こちらでも圧倒的な所要時間の差があります。が、大事なのは所要時間ではありません。秋田は殆どなにも見れていないので名残惜しいですが、秋田駅に別れを告げて北へと向かいます。

新幹線ともしばらくお別れです
駅で購入しました秋田サワー

 秋田駅を出てしばらくすると、男鹿半島へ向かう男鹿線と分岐します。まもなく左手には八郎潟という池が見えてきます。八郎潟もつがる号は停車するようですが、このスーパーつがるは通過します。40分超走り抜け、能代市の東能代(ひがしのしろ)駅に到着。東能代からは五能線というローカル線が伸びており、日本海に沿ってつがる市や五所川原市を通り弘前方面へ向かいます。かなり風光明媚な路線であると聞いており、リゾートしらかみという観光列車も走っているそうなので、いつか乗りたいですね。

秋田ー東能代間
東能代駅
車内

 東能代からは北に向かう役割を五能線に引き渡し、奥羽本線は東に逸れます。次の駅は北秋田市の鷹ノ巣(たかのす)。同市の中心駅であり、隣接するかたちで表記だけが異なる鷹巣駅があります。こちらは秋田内陸縦貫鉄道の駅で、奥羽本線に比べて内陸を南北に貫き、新幹線も停車する角館駅につながります(上図の赤線)。

鷹ノ巣駅
鷹ノ巣ー大館間

 鷹ノ巣を出て更に東へ。続いては大館駅です。大館からは花輪線という路線が伸びます(上図の赤紫)。岩手県内いわて銀河鉄道の好摩(こうま)駅に入り、そこから盛岡までつながる路線です。大館からは再び北へと進路を変え、青森秋田の県境を越えていきます。矢立峠を越え、平川市を経由し大鰐町の大鰐温泉(おおわにおんせん)駅に到着。スーパーつがる号の青森県内最初の駅です。その名の通り温泉が有名であり、弘南鉄道の大鰐線が弘前市都心部の中央弘前駅へと伸びています(正式には大鰐駅から。赤色の線)。私鉄が弘前を目指す中、奥羽本線も負けじと弘前へ向かいます。青森県の第三都市:弘前市。奥羽本線は弘前駅に入ります。弘南鉄道大鰐線は弘前駅に乗り入れていませんが、弘南線が黒石市の方面へと伸びます(黄色の線)。弘前ー青森間は県内でも主要地域で、列車内もかなり混雑してきました。

鷹ノ巣ー大館間
弘前駅に停車中の秋田行
大鰐温泉ー弘前間
弘前ー新青森間

 弘前駅を出ると、通過駅である川部で先ほど別れた五能線と合流します。ここまでくれば青森はあと少し。新幹線停車駅である新青森に停まり、終点の青森に到着です。15:20着の予定でしたが、5分ほど遅れての停車でした。
 ということで、秋田から青森までの移動記録でした。雪に囲まれながらも駆け抜けていく姿は見ごたえ抜群でした。この区間もゆっくりと途中下車をしながらめぐってみたいものです。みなさんもぜひご乗車ください。
 それでは。ありがとうございました。

青森駅 東口

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