指宿

観光記録 鹿児島県指宿市
※ こちらは25年3月21日のものです。

 おはようございます。D&S列車の指宿のたまて箱に乗って指宿市の指宿駅に来ました。指宿と言えば温泉、特に砂蒸し風呂という地熱で熱された砂をかけてもらうタイプの温泉が大人気です。温泉はもちろん楽しみたいと思いますが、指宿市には新しい楽しみもあります。それが、最近も増え続けている、「ポケふた」というものです。その土地に所縁のあるもの等をモチーフとしたポケモンが、マンホール蓋の模様になるというものです。もともと指宿市は、「いぶすき」という名前が「イーブイ」と似ているため「イーブイすき指宿市」という文言で売りにしています。8種類の進化先が全てマンホールになっているので、それらも探しに行きます。

指宿駅には、かわいいぬいぐるみ達が
赤色:砂むし会館 砂楽
灰色とオレンジの間あたりに
指宿駅があります

 指宿駅からは海に向かってしばらく歩きます。砂蒸し風呂を体験できる、砂むし会館 砂楽が海のすぐそばにあるので、そこに行こうと思います。指宿駅前にある交番の前には早速ポケふたの1つが。イーブイマンホールがお出迎えです。

南国感漂います

 駅からは20分ほど歩きます。3月でしたが暖かく、歩くのも苦ではないです。歩いていると途中で海も見え、気持ちの良い散歩道です。海に沿ってしばらく歩くと、砂浜に屋根が現れました。この下に砂湯が広がっています。すぐそばには件の施設:砂むし会館 砂楽があります。

この下が砂湯です
砂むし会館 砂楽

 着いた時間によるものだったみたいですが、待ちが少し発生していました。ただ、砂風呂を楽しみにしてきたので待ちます。建物上階から錦江湾を望むこともでき、退屈はほとんどしませんでした。しばらく待って入ることができました。受付で浴衣をお借りして、脱衣所で浴衣を着ます。浴衣で外に出て、係の方に砂をかけてもらいます。全身からじんわりと汗がにじむような感覚で、水の温泉とはまた違う良さがあります。その後は浴衣を脱ぎ、砂を洗い落として温泉に入ることもできます。砂湯も通常の温泉も両方楽しめる、素晴らしい施設でした。風呂上がりにマンゴーサイダーを頂きました。かなり遠いのでそう簡単には来れないですが、また行きたいです。

 砂楽の前には、ブースターのマンホールがあります。また今年の7月まではシャワーズのマンホールがここに移設されていました。

 さて、それではマンホールめぐりの旅に出ようと思います。踏切を越え、指宿枕崎線の西側に行きます。橋牟礼川遺跡のすぐそばを通ります。

指宿枕崎線
指宿ー山川間の踏切

 縄文時代と弥生時代の研究において多大な貢献を果たした遺跡だそう。この遺跡のすぐそばには博物館があり、そのすぐそばにはグレイシアのマンホールがありました(地図の水色)。このグレイシアマンホールから北へ向かうと図書館があり、そのそばにはニンフィアのマンホールがありました(地図のピンク色)。ここ周辺は密集しています。

橋牟礼遺跡

 ここは指宿駅の裏側ともいえるところです。このまま指宿駅方面に行くと、また別のマンホールがあるそう。出口にはイーブイマンホールがありましたが、その裏にはブラッキーのマンホールがありました(地図の灰色)。駅の裏手は出口こそないものの、地下通路があり駅出口とはすぐに行き来できます。そして、地下通路を抜けて駅東側に戻り少し歩くと、セントラルパーク指宿という公園が見えてきます。すぐそばには、エーフィのマンホールが(地図の紫色)。ここまではかなり順調に来ています。

 ここまではごく順調に来ましたが、ここから先が大変です。ここからはリーフィア(地図の緑色)とサンダース(地図の黄色)を目指すのですが、かなり離れるのです。確認を忘れていたのですが、指宿駅にレンタサイクルがあるそうなので、全てのマンホールを見に行くのであれば自転車を利用するのが良いでしょう。
 エーフィマンホールから1時間弱歩くと、大きな山が見えてきました。この緑あふれる領域に入ると、リーフィアマンホールまであと少し。エーフィからちょうど1時間ほどでした。ここ周辺からは、知林ヶ島という島があり、時間によっては砂州で結ばれ渡ることが出来るそう。ただ、サンダースがまだですし、かなり疲れているので、残念ですが、またの機会とします。

 最後にサンダースに会いに行きます。ふれあいプラザというコミュニティーセンターのすぐそばにありました。砂楽を出てからサンダースマンホールまで、2時間強とかなり大変でした。しかし、達成感はなかなかのものです。
 最寄り駅が指宿駅ではなく隣の二月田駅になっていますので、そちらへ向かいます。近くには市役所がありました。

 指宿枕崎線の二月田駅です。学生さんが多いものの、こじんまりとした静かな駅です。こちらで鹿児島中央行の列車に乗り、指宿市を後にしようと思います。温泉もまだ堪能し切れておらず、開聞岳や池田湖などのもまだ見られていないので、必ずやまた来ようと思います。魅力あふれる指宿市、みなさんもぜひ訪ねてみてください。
 それでは。ありがとうございました。

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