草津・四万
交通記録 長野原草津口→上野
※ こちらは25年5月16日のものです。
おはようございます。草津温泉を満喫してきました。名残惜しいですが、ここから帰ろうと思います。草津温泉BTからJR吾妻線の長野原草津口駅まではバスが多く出ています。そのうち数本は、草津温泉BTと長野原草津口駅の間をノンストップで運行する急行タイプとなっています。
特急の車内で駅弁を頂きたいと考えたのですが、長野原草津口駅には駅弁屋さんはないとの情報を仕入れていました。そのため、草津温泉であらかじめお弁当を購入しておくことに。中沢弁当 さんというお弁当屋さんで、のり弁を購入しました。
準備は出来たので、草津町を出て長野原町に向かいます。


(特急車内にて)
草津温泉BTに向かいます。12:00発のバスに乗るのですが、少し前にターミナルに着いたものの多くの人がバスを待っていました。余裕をもって行ったため目的のバスに乗車出来ましたが、12時を待たずにバスは満席になってしまいました。恐らく山道を走るからなのでしょうが、満席になると立って乗ることも出来ないようです。これ以上は乗れないので、12時前に発車しました。




草津温泉から25分ほど、長野原草津口駅に到着です。特急も停車する主要駅ですが、駅の周りには何もありません。特急が来る時間のため待つ人は多いですが、時間を持て余している人が多い印象でした。


何もないとは言っても、すぐそばに大きな川が流れています。吾妻線に平行して流れている吾妻川です。青さが際立つ美しい眺めを誇っています。川の対岸で景色を楽しんでいると、向かい側の駅に特急が入線してきました。掃除などが行われたら乗車することが出来そうです。




乗車の準備が整うと、改札が始まりました。






橙色:高崎線・東北本線
赤色:草津温泉BT 緑色:長野原草津口駅
特急草津・四万は長野原草津口駅を始発とし、中之条・渋川・新前橋・高崎・熊谷・大宮・浦和・赤羽・上野です。渋川までは吾妻線、そこから高崎までは上越線を走行し、高崎からは高崎線などを経由して首都圏に至ります。首都圏と温泉地とを結ぶ観光用の特急としての側面を持ちます。


万座・鹿沢口駅方面から来る普通列車の到着を待っての発車になりました。万座・鹿沢口などはかつて特急も停車していたようですので、その代わりとなる乗り継ぎ便なのでしょう。
同じく特急の名前になった四万温泉の最寄り駅である、中之条駅を通り、あっという間に上越線も終了、高崎駅です。新幹線との乗り継ぎも行われる主要駅です。ここ高崎からは同区間を走る特急あかぎがあるのですが、あかぎ号と比べると停車駅は少なく、高崎から乗車する人も少なからず見えました。


高崎線に入り、気が付くと首都圏の都会的なエリアに入っていました。常磐線特急などは上野から上野東京ラインを走行して東京・品川まで行く便がありますが、草津・四万号は上野止まりです。東海道新幹線などと乗り換える場合はやや不便に感じなくもないですが、この先在来線に乗り換える場合は特段不便でもありません。


ということで、特急草津・四万でした。本数もあまり多くはなく長野原草津口駅での乗換が生じるため、直通する高速バスの方が利便性は高いのかもしれません。ただ、やはりこちらの方がのびのびと行き来することが出来るかと思います。ぜひとも使ってみてください。
それでは。ありがとうございました。