早川町と温泉

観光記録 山梨県巨摩郡早川町
※ こちらは25年7月20日のものです。

 おはようございます。今回は所用で甲府市に来ています。半日ほど空きが出来たので、観光に出かけようと思います。

甲府駅 北口
24/11/2撮影
小作 さん
ほうとう

 今回も前回と同様、レンタカーを利用して温泉に向かおうと思います。目的地周辺までは一応バスもあるようですが、本数も多くはないのでレンタカーを利用します。

青色:JR中央線 橙色:JR身延線
緑色:奈良田温泉 青色:雨畑湖温泉
奈良田湖

 今回の目的地は、山梨県南西部に位置する早川町です。身延線や富士川に沿うように走る国道52号を南下し、身延町で県道37号へ分岐。そこから山を走り抜けてたどり着く、山奥の秘湯:奈良田温泉です。甲府市から下道で2時間ほどだったと思います。
 県道に入ると、富士川に注がれる早川という川に沿うことになります。奈良田温泉に近づくと、川が大きく膨れ上がり、ダムにせき止められた奈良田湖が登場。ここが奈良田地区です。青く輝く温泉で、すぐそばにある切り立った山々に青空がよく映えます。

 湖も良いですが、今回の目当てはあくまで温泉です。湖を見るのはほどほどにして、温泉に向かいます。奈良田温泉にある入浴施設は、大きく2つ。白根館と女帝の湯です。特に理由はないですが、今回は女帝の湯を訪ねます。川から離れ、少し登ったところに温泉施設はありました。

女帝の湯
女帝の湯から見る奈良田湖

 古民家というような、風情のある建物です。どうやら奈良田地区は南アルプスの登山口になっているようで、登山客でかなり賑わっていました。多くの人に愛されている温泉という感じで、人は多いもののゆっくりとした時間を過ごすことが出来ました。お湯は塩基性質のようなとろとろ感がありました。夏真っ盛りですが、一部の木々は紅葉したように葉が赤く染まっており、より一層の情緒を感じられました。

 さて、甲府に帰る前に、もう1つ温泉を訪ねます。ここ早川町には多くの温泉があります。奈良田温泉から町役場に戻るまでの間で、西山温泉・光源の里温泉・草塩温泉などの温泉が連なります。ですが、これらはまたの機会とし、町役場近くで県道を逸れます。雨畑川に沿う県道810号で南西へ。すれ違いが出来ないような道やトンネルを抜け、次の目当て、雨畑湖温泉に到着です。奈良田温泉からは40分ほどでした。こちらはバスなどもなく、車で行くのが良いでしょう。

Villa雨畑

 奈良田温泉の方が場所的には秘湯感がありますが、こちらは人も多くなく、別の視点での秘湯と言えようと思います。露天風呂はなかったですが外気浴スペースがあり、自然の音を聞きながらゆったりと過ごすことが出来ました。休憩スペースも和を感じられ、あずましさを覚えます。
 雨畑湖と名につく通り、すぐそばには湖があります。奈良田湖と比べると、色など目立たない感じもありますが、山の中に突然現れるような湖はそれだけで趣があります。

休憩スペース
雨畑湖

 さて、甲府に帰ろうと思います。早川に沿う県道に出て少し走ると、ビュースポット併設の公園がありました。時間に余裕があったので、車を止めて早川を望みます。坂野公園という公園で美しい大自然を堪能出来ます。なお、早川町は日本で最も美しい村連合に加盟している自治体で、その理由がよく分かります。

早川
雨畑湖にあった看板

 ということで、山梨県早川町でした。まだまだ訪ねきれていない温泉が多いので、また来ようと思います。下部温泉などの有名な温泉も近くにありますが、皆さんもぜひ足を伸ばしてみて下さい。
 それでは。ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です