陸羽西線代行バス
交通記録 山形→新庄→余目
※ こちらは25年8月18日のものです。
おはようございます。東京鍜治橋から夜行バスで山形駅にやって来ました。今回の目的地は、山形県の庄内地方、つまり日本海側です。北西部の酒田市に行きたいため、まずは山形市の北に位置する新庄に向かいます。


緑色:陸羽西線 赤色:オオタ湯
橙色:山形駅 青色:新庄駅
黄緑色:余目駅 水色:酒田駅
朝の山形駅は、高速バス乗り場に多くの人が並んでいました。仙台駅に行く高速バスが高頻度で運行されているそうで、県境を越えて仙台市へと通勤する客が多いそうです。さて、新庄駅に向かいます。山形から新庄は在来線の他に同じ線路を共有して走る新幹線つばさがあります。ただ、新庄から乗る陸羽西線は本数が多くなく、あまり早くついても仕方がないので、鈍行で寄り道しながら向かいます。乗車するのは7:05発の普通列車新庄行。山形市と新庄市の間に位置する東根市に立ち寄ろうかと思います。というのも、駅の近くに朝からやっている温泉を見つけたためです。つばさが停車するさくらんぼ東根を越え、東根駅で下車します。

新幹線つばさ号



東根市の市名を冠した駅ですが、かなりローカル感漂う静かな駅です。というのも東根市の中心部はつばさ停車駅であるさくらんぼ東根駅の近くです。こちらは住宅地と東根温泉が周辺にあるものです。東口を出てすぐ、南北に走る県道120号を北進します。歩くこと10分ほど、日帰り温泉施設が現れます。オオタ湯という銭湯のような市越ですが、東根温泉の一部でしっかりと温泉を引いているそう。なによりも、朝早くからやっていて下さり助かりました。脱衣所も浴室内も広く、ゆっくり過ごせました。仄かに黄緑がかった湯はかなりあたあまれました。入浴時間の半分以上は誰もおらず貸切らせてもらえました。ぜひ東根温泉もゆっくり訪れたいものです。


県道に戻ります。東根駅に戻ってもよいですが、もう少し歩き、新庄側の村山駅に行こうと思います。徒歩は30分強です。歩いている途中に市境が現れるのはやはりワクワクするものです。


村山駅は村山市の中心部に位置し、こちらもつばさ停車駅です。ですが、例によって普通列車で向かいます。9:20発の新庄行。新庄まで乗車します。市街地こそ建物が多いものの、市境などはのどかな田園風景が広がります。終点新庄は、鉄道が四方向に伸びる要衝の地。線路が広大に広がります。


新庄駅に到着です。新庄駅からは陸羽西線に乗車していきたいのですが、陸羽西線の新庄ー余目(あまるめ)間全線で運転を見合わせており、現在も代行バスが運行されています。新庄駅の西口から観光バスのような見た目のバスが来ました。10:15発JR陸羽西線代行バスの各駅停車。JRの乗車券で乗車可能です。


代行バスは各駅停車型と快速型があり、11:00に快速便が出るそうです。余目駅に到着する時間はあまり変わらないですが、色々な駅をみたいので、こちらの各駅停車に乗車します。


のどかな田園風景の中、線路を横目に国道47号を西へと進みます。国道を走るため駅から離れたところにバス停が設置されるケースもあるほか、本来駅がなかったところにバス停が設けられるケースもあるみたいです。



鉄道再開後は通過となるそうです


最上川

鉄道時代はなかった停留所です

戸沢村の中心地です



鉄道再開後は通過となるそうです


鉄道時代はなかった停留所です






公共施設に併設しており、本来の駅から離れています
乗車すること1時間半ほど、庄内町の余目駅に到着です。羽越本線との接続駅で、鶴岡・村上・新潟方面や酒田・遊佐・秋田方面に乗り換えることが出来ます。特急いなほも停車するので、交通の要衝という風貌です。ここからは酒田に行こうと思いますが、今回はこの辺で。もうすぐ陸羽西線が運転再開するので早く乗ってみたいとは思いつつ、通過になってしまう駅があるので、バス時代のものももう一度乗りに行きたいです。
それでは。ありがとうございました。





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