三重県南部
観光記録 三重県度会郡大紀町,南伊勢町,北牟婁郡紀北町
※ こちらは25年9月5日のものです。
おはようございます。今回は三重県南部へドライブに来ています。1つ1つの町は比較的小規模ですが、それでも多くの魅力が詰まっています。自然豊かで静かに過ごすにはもってこいです。


黄緑色:瀧原宮 青色:ニラハマ展望台
水色:錦港 赤色:紀伊長島駅
まず訪ねるのは、大紀町にある瀧原宮というところです。三重県といえばやはり有名なものは伊勢神宮。その伊勢神宮の内宮の別宮にあたるものが、この瀧原宮だそう。5つほどある別宮の1つですが、伊勢神宮と関係があるのも頷けるような荘厳な雰囲気の神宮です。


伊勢神宮などとは異なり人が多くないので、雰囲気もかなりあり、参拝しやすかったです。ここはゼロ地場と呼ばれ、パワースポットになっているそう。ゼロ地場とだけ聞くと少々胡散臭くも感じますが、中央構造線という地質の境界部分にあたるそうで、そのような地質の話になると少し面白いです。伊勢神宮や諏訪大社、豊川稲荷、石鎚山なども中央構造線の近くに位置するようで、昔の人にとって何か感じるものがあったのかもしれません。眉唾ではありますが、本当なら面白いですね。
最深部には、順々に礼拝すべき4か所の社がありました。瀧原宮や瀧原竝宮など、息を飲むような圧巻の風景です。写真を撮るのもどこか憚られたので、奥についてはご自身の目で見てみてください。




続いて車を走らせます。自治体が変わり、南伊勢町に入ります。東西に長く、入り組んだリアス海岸で太平洋に面した町です。山の神秘さに触れたので、次は美しい海を望もうと思います。走ること30分と少し、山々の隙間から海が見えてくると古和浦という集落に到着。ここから、すれ違いはおろか車が通れるかも怪しいような山道を登っていきます。ニラハマ展望台という隠れた絶景スポットです。アクセスはすこぶる悪いですが、リアス海岸であることが良く分かる入り江になっています。養殖をしているようなものも見え、伊勢志摩の海を感じることが出来ました。




西へ引き返し、もう少し近くで海を見たいと思います。舞台は再び大紀町へ。沿岸部の錦地区に向かいます。静かな港町という感じで、水が非常に美しいところでした。少し上流にいったところの川は非常に透き通っており、住宅地が広がる地区でここまで透明度の高い川は珍しいと感じました。津波避難タワーなどもあり、地域の方の生活感を感じることが出来ました。






最後、もう少し西に入ります。紀北町に入り、その中心部の長島です。紀勢本線の主要駅の1つ、紀伊長島駅もこの地域にあります。そんな紀伊長島の駅前に来ております。ここには、万両寿し さんという有名なさんま寿司のお店があります。現在はテイクアウト専用で、店内ではお店の方や地元の方が談笑している、温かい雰囲気のお店です。注文し、本来は食べるための席であろう席に腰かけて待ちます。東紀州の名産であるさんま寿司と焼さんま寿司を1つずつ頂き、連れと頂きました。今まで食べた全ての魚のお寿司よりも美味しいといっても過言ではないほどの絶品さでした。近くに来た際には、必ず再訪しようと思いました。


ということで、三重県南部を少しずつ散策していきました。十人十色と言いますか、それぞれの場所にそれぞれの魅力が詰まっており、大変楽しめました。伊勢志摩よりも南に行くことはあまり多くないとは思いますが、是非とも足を伸ばしてみて下さい。
それでは。ありがとうございました。


