上高地と温泉
観光記録 岐阜県高山市・長野県松本市
※ こちらは25年9月28日のものです。
おはようございます。今回は朝早くの上高地に向かっていこうと思います。新平湯温泉で宿泊しておりましたが、車を十数分走らせ、平湯温泉に向かいます。平湯温泉の温泉街近くにはあかんだな駐車場に車を停め、そこからシャトルバスで上高地に向かっていきます。


黄緑色:沢渡 黄色:白骨温泉
多くの人がバスの到着を待っていました。こちらで、バスの往復乗車券を購入。平湯温泉と上高地とを結ぶ往復きっぷが、2800円で売られていました。こちらを買ってバスに乗り込みます。終点の上高地バス停まで乗れますが、途中の大正池バス停で下車します。あかんだなから大正池まで片道1500円なので、大正池で降りるのであっても往復きっぷを買った方がお得です。


大正池に到着。あかんだなから25分ほど乗車しました。あかんだなでも思いましたが、かなり寒いです。9月ということで平地はまだ暑かったため、正直舐めてましたが、もっと厚着してくればよかったと後悔したものの、あまりの絶景を前にすると最早そんな些細なことはどうでもよくなってきます。ここ大正池から、上高地バス停のある河童橋まで歩いていきます。




梓川に沿うように、大自然に囲まれながら足を進めます。基本は木々に囲まれた道を歩きつつ、たまに川の近くまで行って景色を眺められるような構造がしばらく続きます。


大正池から約20分、田代池という別の池に到着。水がよく透き通っており、底までよく見えます。大正池と比べると小さめですが、水の透明度はこちらの方が高いように感じました。
田代池からは道が二手に分かれます。とは言っても同じ場所に辿り着くので見える景色が違うだけなようです。しかし、梓川コースと呼ばれる経路は通行止めになっており、林間コースを進むことになりました。美しい川を横目に進めないのが少し残念だと思いましたが、すぐに手のひら返しをすることになります。なんと野生のニホンザルを見られました。


人間がいるのは最早当たり前なようで、我々が歩く遊歩道を堂々と闊歩して移動していました。今はまだマシでしょうが、冬はかなり寒くて大変だろうと思いながら先に進みます。
梓川コースであった道と合流。梓川も見えてきました。田代橋という橋を渡り、川の対岸へ進みます。




対岸を少し進むと、大きなホテルが連なりました。1つの観光拠点になっているようです。雄大な梓川が良く見えるルートになりました。川を見ると、美しい青に輝いていました。魚影もしばしば見られ、自然の壮大さを実感します。


ここまで来れば、河童橋まであと少し。20分ちょっとで着きます。




大正池から1時間ちょっと、いよいよ河童橋に到着です。意外と時間がかかりましたが、少しずつ違う絶景を見ることが出来るので、少しも退屈することなくここまで歩きとおすことが出来ました。上高地はここから奥もありますが、この奥はきちんとした登山の準備をしていく必要があるようですので、今回はここまで。ただ、朝でお店もやっておらず、寒さも限界に近付いていたので、やや残念ではありますが平湯に戻ろうと思います。ただ、短時間でも満喫出来ました。


上高地バスターミナルに向かいます。岐阜県側の入口:あかんだなと、長野県側の入口:沢渡(さわんど)に向かうバスが多く出ています。平湯方面のバスに乗車。上高地を後にします。


あかんだなに戻りました。上高地まではいかないものの平湯も寒いです。なので、温泉に入ろうと思います。平湯民俗館という施設のすぐそばにある公衆浴場、平湯の湯。こちらも栃尾温泉と同様、無人の入浴施設でした。こちらも料金は寸志。300円程度とのことなので300円入れました。茶褐色の色が特徴的な露天風呂でした。その様は濁河温泉を彷彿とさせましたが、よりも木々に覆われている感じはあります。濁河の方が温泉街は秘境感があり、洗い場などもありましたが、どちらもそれぞれの魅力があります。ただこちらは硫黄の香りが漂っていたので、個人的にはかなり良かったです。


さて、松本に帰るのですが、その道中でもう1つ温泉に寄ります。高山市と松本市とを結ぶ国道158号線を途中で逸れる、松本市内の名泉:白骨温泉です。温泉街の中心地に、数台の駐車場がありました。


駐車場のすぐ近くに門があり、くぐって階段を下ると公衆浴場があります。こちらは受付の方がいらっしゃいました。白骨の名にふさわしく、お湯は白色でした。四方八方が山々で、露天風呂からは川も見え、まさに大自然の秘湯といった雰囲気がたまらなく良いです。
ということで、上高地と温泉たちでした。長野県から岐阜県にかけては自然が豊富で、温泉も多いので飽きが全く来ないように思います。他にも乗鞍などを筆頭に魅力がたっぷり詰まっていますので、ぜひ足を運んでみて下さい。
それでは。ありがとうございました。




白骨朋依 ちゃん


