特急宇和海

乗車記録 特急宇和海 伊予市→宇和島
※ こちらは24年6月6日のものです。

 おはようございます。先日に引き続き、JR予讃線に乗車していきます。JR予讃線は特急いしづちなどが走る高松ー松山間と、特急宇和海が走る松山ー宇和島間に分かれ、松山駅を超えて運行される列車の本数は多くはありません。今回乗車する特急宇和海は、愛媛県の中心、松山と南部の南予地方とを結ぶ役割があります。ほぼ1時間に1本走っており、需要は比較的高い列車であるようです。今回は既に伊予市まで来ているので、松山駅からではなくここ伊予市駅から宇和海に乗車します。

橙色が予讃線
水色の部分がある内子線を、宇和海は経由します
特急宇和海
赤青の顔のイメージがなぜか強いです

 松山駅を出て次の停車駅が、ここ伊予市駅です。そしてここから先は、内子・伊予大洲・八幡浜・卯之町・伊予吉田・宇和島の順に停車します。停車する本数は少ないですが、伊予市と内子の間で伊予中山駅に停車する便もあります。
 さて、伊予市の次の駅である向井原駅から、大洲市にある伊予大洲駅までは、2種類の線路が伸びています。1つが内子線という、伊予市と伊予大洲とを直線的に結んだ路線で、もう1つが、愛ある伊予灘線という愛称をもつ、海岸線に沿うようにしてひかれた路線です。特急宇和海は内子線を走行します。より早く大洲・八幡浜・宇和島と松山とを結ぶためですね。ちなみに路線の名前にもなり、宇和島も停車する内子には、多くの歴史的建造物が残ります。一方で愛ある伊予灘線には、青春18きっぷのポスターに採用されて有名になった下灘駅があります。どちらも違った魅力があって良い路線です。

内子に残る庭園
下灘駅
こちらは、伊予灘ものがたり が走行します

 先に進みます。途中の主要駅である八幡浜を超え乗客数も減ってきました。この宇和海は、名前に海とついているにも関わらず、山とトンネルの連続でなかなか海は見えません。しかし八幡浜より先は、依然として山岳地帯ではありますが、たまに海が見えます。しかも、名前の由来となった宇和海です。そうこうしているうちに、列車はあっというまに宇和島に到着です。

宇和島駅
予讃線の他に予土線も乗り入れます
駅舎
木がどことなく熱帯感を漂わせる

 ということで、今回は特急宇和海に乗車して、伊予市駅から宇和島駅まで移動してきました。宇和海という名前ながら山しか見えなかったり、山岳部を駆け抜けるためすごく揺れたりと色々ありますが、それでもこの宇和海は乗車していて楽しい特急でした。ぜひとも特急宇和海に乗って大洲市・八幡浜市・宇和島市などに来てみて下さい。
 それでは。ありがとうございました。

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