蟹江町
観光記録 愛知県海部郡蟹江町
※ こちらは25年10月20日のものです。
おはようございます。今回は名古屋のお隣、蟹江町に行きます。人口は4万に満たない町ですが、8000人以上が名古屋市へ通勤・通学に来る、ベットタウンとしての側面を持ちます。


橙色:蟹江駅 黄色:近鉄蟹江駅
緑色:山田酒造 青色:加里部亭
赤色:尾張温泉
やって来たのは、JR関西本線の蟹江駅。名古屋駅からは3駅とすぐに到着します。関西本線は近鉄線と並行するように伸びていますが、名古屋を出ると蟹江町に入る手前で両者は離れ、町内でも両駅は離れたところにあります。今回は行ってみたいところがこちらの近くにあったこともあり、JRで来ました。少し散策をしつつ目的地に向かいます。


線路を越えて北側に向かいます。川沿いの道を少し入ったところ、閑静な住宅地にひときわ大きな建物がそびえます。山田酒造さんという酒蔵。以前から蟹江に来てみたかった理由の1つに、酒蔵があるという点がありました。こちらの山田酒造さんの他にも甘強酒造さんというところも町内に位置し、豊富な水資源を活かした酒造りが盛んであることが分かります。




倉庫のような雰囲気の入口で少し入りづらい雰囲気こそあったものの、中では酒蔵の方が親切に説明して頂きました。「最愛」と「酔泉」という2つの銘柄が特に人気が高いそう。今回は最愛を購入しました。辛口ですっきりした口当たりの非常に美味しい日本酒です。こちらで買うとネットで買うよりも安いそうなので、得した気分になりました。
酒蔵の方と少しお話し出来たので、この辺りでお勧めなご飯屋さんを伺うことに。すると、少し北にある「加里部亭」と「菜も屋」というお店を紹介して頂きました。ひとまずそれらを目指して北へ向かうことに。
近くまで来ました。何となく惹かれたので、加里部亭さんを訪ねます。夜は居酒屋としても人気があるような感じでした。ランチ営業ということで、ランチのAセットというものを注文。白身フライと魚のあらだきを主食に茄子の煮びたし、チョレギサラダ、なめこおろし、茶わん蒸しなど豪華。お米はお替り無料で、ランチはドリンクまで付いてきました。これでいて1000円ぽっきり。破格でした。あらだきは特に絶品で、魚料理がやはり人気なのだと実感しました。また行きたいと思いました。


さて、温泉に向かいます。蟹江町の一大観光地、尾張温泉です。愛知県内で唯一の百名泉に指定されている、有名な温泉。中はかなり広く、洗い場に至っては2,30はあったように見えます。露天風呂の浴槽は中に比べるとそこまで広くないものの、十人弱は入れそうな雰囲気です。完全に源泉かけ流しなようで、高温の源泉と低めの温度の源泉を混ぜ合わせることで、加温、加水することなく提供できるという贅沢ぶりです。最高でした。名古屋から近いので、定期的に来たい湯です。




帰ります。行はJRだったので、帰りは近鉄で。JRと比べると、その圧倒的な本数が近鉄の魅力です。日中はJRが時間2本に対して近鉄は時間8本と本数差は歴然です。ラッシュ時間は少し差が小さくなるものの、利便性は近鉄が圧倒的に高いです。ただ、JRにも利点はあります。それは運賃。JRは210円なのに対し、近鉄は300円とそれなりに差が出ます。行は時間が読めるのでJRで、帰りはフラッと帰りたいので近鉄で、というのがキレイかもしれないです。
ということで、蟹江でした。名古屋からすぐに行ける魅力たっぷりなところだったので、また来たいと思いました。皆さんも足を運んでみてください。
それでは。ありがとうございました。





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