特急しまんと

交通記録 特急しまんと 高松→高知
※ こちらは24年9月6日のものです。

 おはようございます。今回はバースデイきっぷを使って四国周遊を行います。今は高松市の高松駅に来ています。特急しまんとという高松駅と高知駅・中村駅とを結ぶ列車に乗って行きます。

特急しまんと
黄緑色:高松駅
桃色:高知駅
橙色:予讃線
橙色:土讃線

 特急しまんとは高松から多度津駅まで予讃線を通り、多度津からは土讃線を走行します。土讃線は土佐と讃岐を結ぶ路線で、多度津から高知県の窪川まで伸びます。今回乗車したしまんと1号は、窪川から土佐くろしお鉄道中村線に直通し、中村駅まで行きます。
 土讃線は急峻な四国山地を貫く路線で、曲がりくねった線形が特徴的です。そのためこの区間を走る特急車両には特殊な機能が付いており、曲がりながらも高速走行が可能になっています。徳島県内の区間が山地を縫うように路線が走っており、揺れたりもしますが絶景を望むことが出来ます。
 高知駅までの停車駅は坂出・丸亀・多度津・善通寺・琴平・阿波池田・大歩危・大杉・土佐山田・後免・高知です。琴平までは香川県の讃岐平野を走行し、琴平から土佐山田までは山岳地帯を走行、土佐山田から先は再び平野部を走行するという特徴的な列車です。

 大歩危峡・小歩危峡と呼ばれる美しい峡谷が見られます。阿波池田を出ると大杉駅付近に至るまではこのような景観が見られます。土讃線はこの吉野川にかかる橋脚を何本も持っているため、座席のどちら側に座ってもどこかでこの峡谷を見ることが出来ます。曲がりながら高速走行をしつつ、深山幽谷を眺められるのは、土讃線特急ならではの利点でしょう。この区間では、 四国まんなか千年ものがたり という観光列車があり、そちらではゆっくりと眺められます。

後免駅
志国土佐 時代の夜明けのものがたり の車両

 大杉を出て土佐山田に至ると再び平野部へ、高知市の都市圏に入っていきます。後免駅では、すれ違いの特急としてアンパンマン車両が停車していました。ここ高知県はアンパンマンの作者やなせたかしさんの出身地であり、ラッピング車両でコラボしています。
 また、布師田駅近くの車両基地では、これから乗る予定の 志国土佐 時代の夜明けのものがたり の車両がありました。白青黒の美しい車両が輝いて見えます。高知駅に到着してから乗車するのが楽しみです。
 ということで、高知駅に到着しました。移り変わる車窓を飽きることなく楽しめる、魅力的な特急でした。岡山駅からの特急南風であれば、これに加えて海上の瀬戸大橋も走行できるので、より面白いかと思います。ぜひ土讃線特急、乗車してみてください。それでは。ありがとうございました。

JR高知駅
いつもは駅前に坂本龍馬らの像がありましたが
台風に備えて撤去されていました。

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