蒲原宿と岳南電車
観光記録 静岡市清水区・富士市
※ こちらは26年1月11日のものです。
おはようございます。名古屋から在来線で東へ、清水までやってきました。この日は中々災難で、安城では動物との接触により40分ほど運転見合わせ、その後は焼津駅での緊急停止サインで遅れ、用宗付近では風により速度を落としての運転でした。ただ、動いていてくれるだけありがたいです。清水からは伊豆半島の土肥に向けて駿河湾フェリーに乗船する予定でした。丁度ゆるキャンとのコラボが清水港で実施されており、前回の磐田も楽しかったので、聖地巡礼のような観光をしてみようと思ったのです。


青色:蒲原宿 緑色:吉原宿
清水に来る途中、再三の停止があったので、何となく嫌な予感がしていたのですが、それは見事的中でした。強風のため、駿河湾フェリーは全便欠航となっていました。コラボイベントもキッチンカーのため、この日は休業と、残念に終わりました。


海には出られなくなってしまったので、陸路で東に向かいます。おとなしく東海道線に乗ります。清水駅は日中毎時6本ほどが走りますが、うち3本は基本的に興津止まり。熱海行の本数は半分です。とりあえずやってきた熱海行に乗車。行き当たりばったりな旅に出ます。
降りたことのない駅に行ってみよう、と思い、蒲原駅で降りてみました。東海道に蒲原宿があることは知っていたので、近くにあるだろうと踏んだのですが、宿場町の最寄りは隣の新蒲原だそう。蒲原駅は静かな駅でした。


依然としてダイヤが乱れているので、2kmもありませんし、蒲原駅から蒲原宿まで徒歩で向かおうと思います。歩く途中には、清水区役所の蒲原庁舎もあり、旧蒲原町の中心地帯なのでしょう。庁舎を通り過ぎると、歩いている通りを出て左折します。旧東海道はこちら側で、宿場町もそちらにあります。現在は幹線から外れているので車通りも多くはなく、当時の雰囲気を仄かに残す町並みでした。少し歩くとすぐに幹線道路、県道396号線に戻ってきます。すぐそばには新蒲原駅が。商業施設もあるので、蒲原駅よりも賑やかな駅でした。




再度熱海行に乗車します。新蒲原を出ると、舞台は富士市に。富士川・富士と停車し、次の吉原で降ります。蒲原宿の1つ前は吉原宿で、岳南電車との乗換駅です。富士駅を出ると工場地帯に入り、吉原駅に停車します。JRホームと岳南電車の乗り場は陸橋で結ばれ、乗換しやすくなっていました。


吉原地域の中心部は吉原本町駅周辺ですが、1つ先の本吉原駅に行ってみます。本吉原、なかなか味のある駅です。工場のすぐ近くで、時が止まったような古さの駅。都市部なので人はいますが、人がいないと怖そうです。また、さすがは富士山のふもとです。岳南電車の全駅から富士山が見えるそうで、本吉原駅を出ると目の前に富士山が。こちらまで来てよかったです。


岳南電車の駅間は比較的短く、吉原本町ー本吉原間は特に短いです。本町周辺に行くと、アーケード街が。人通りも少なくはなく、完全なシャッター街になってはいなかったのは良かったです。なお、旧吉原宿もこのあたりにあったようですが、目立った歴史的建造物は見られませんでした。市街地になっているので、仕方がないでしょう。吉原本町駅から再度列車に揺られます。この駅も、歴史を感じる駅です。




終点の岳南江尾駅まで乗車します。車内からも富士山がよく見えます。

富士市の妙法寺はだるまが有名だそう

雲にかくれた富士山
15分ほどで、終点の岳南江尾駅に到着です。新幹線の高架線がすぐ近くを走るのが印象的です。無人駅で、観光で岳南電車に乗りに来たであろう人が数名見えるくらいでした。






このまま折り返す電車に乗って吉原に戻ろうかとも思いました。乗ってきた電車はすぐに折り返しましたが、時間2本走っているので、30分ほどで次の便も来ます。ただ、同じルートよりは別ルートの方が面白いので、歩いて別の駅に向かってみます。地図を見ると分かるのですが、江尾駅の真南には、東海道線の東田子の浦駅があります。せっかくですので散歩します。だだっ広い田園地帯を抜け、国道1号線を越え、歩くこと30分ほど、東田子の浦駅に到着です。
ここから東海道線に乗っておしまいです。当初の計画こそ果たせませんでしたが、楽しく巡ることが出来ました。宿場町巡りや岳南電車、楽しんでみてはいかがでしょうか。
それでは。ありがとうございました。






