城端
観光記録 南砺市城端
※ こちらは24年9月11日のものです。
おはようございます。富山市の富山駅に来ています。今回は富山県西部の高岡市から南に伸びる城端線に乗車し、終点の城端を散策しようと思います。
今回は北陸観光フリーきっぷを持っているので、富山から新高岡まで贅沢に新幹線を使ってしまいます。が、第三セクターに移管された、あいの風とやま鉄道で高岡駅に行くこともできます。高岡駅から新高岡を経由して城端方面に向かうのが城端線なので、どちらからも乗車できます。




赤色:高岡駅 黄色:城端駅
黄緑色:あいの風とやま鉄道線
紺色:北陸新幹線 黄色:城端線
立派な高架駅である新幹線の新高岡駅から少し歩くと、城端線の新高岡駅が表れます。架線がない非電化路線で、ディーゼルエンジンで動きます。1時間1本のローカル線です。高岡市中心部から南に向かい、砺波市を経て南砺市に向かいます。
城端線が走行する区間は、その大部分が砺波平野という平野部になります。砺波平野は散村と呼ばれる形態をとっており、家屋と家屋との距離が開いた景観が特徴的です。家屋の周りにはカイニョと呼ばれる屋敷林が広がり、フェーン現象による火災の延焼を防ぐ目的があるといわれています。ちなみにフェーンとは、山地を越えて吹き付ける乾いた風のことです。


さて、終点の城端駅に到着です。かっては城端町でしたが、現在は南砺市に編入されています。






それでは駅から出て、少し散策しようと思います。城端は、越中の小京都とも称される街で、駅周辺からも歴史的な雰囲気が漂います。また、富山県の世界遺産である、五箇山の合掌造り集落へ、当駅からバスで向かうことも出来るようです。




さて、時間的にも寺院には入れなかったので、再び城端線に乗り、高岡方面へ引き返します。目指すは、富山県西部の中心都市で、富山県の第二都市である高岡市の中心部・高岡駅。新高岡駅は、駅前に大きいイオンモールがあるだけで、田舎ともいえる雰囲気が漂いますが、一方で高岡駅はビルが立ち並び都会的な様相です。


富山県の名物グルメは様々ありますが、中でも人気なものの1つに、ブラックラーメンがあります。富山市内の方に数多くのお店がありますが、高岡駅でも頂けるお店を見つけました。らぁめん次元 さんです。人気店なようで、少し待ち時間がありましたが、回転率も良く、すぐに入れました。黒醤油ラーメンとコロッケを注文。味が濃すぎるのではないかと内心少し不安もありましたが、程よい濃さで美味しく頂くことが出来ました。コロッケも高岡名物のようで、美味しく頂きました。


ということで、今回はJR城端線に乗車し、南砺市城端と高岡市を散策してきました。富山県西部も独自の魅力がありましたので、ぜひとも足を運んでみてください。
それでは。ありがとうございました。


利長くん


越中大門駅はあいの風とやま鉄道線の駅で、
一部列車は乗り入れるそうです。