身延線

交通記録 甲府→富士
※ こちらは25年2月12日のものです。

 おはようございます。塩尻を通り山梨の甲府まで来ました。

甲府駅南口
24/11/2撮影
身延線
富士行
甲府駅北口
24/11/2撮影
青色:中央本線 薄水色:身延線
赤色:下部温泉駅 橙色:富士宮駅

 山梨県内を東から北西にかけて走る中央本線はJR東日本の管轄です。かいじやあずさなどの特急が首都圏と結びます。しかし、これから乗る路線は身延線で、JR東海の管轄です。中央本線と東海道本線をつなぎ、静岡県と山梨県を結びます。10:59発の身延線 富士行。
 甲府市を出ると昭和町・中央市・市川三郷町と通りますが、この市町にいる間は甲府盆地になっており、平野部で利用者も比較的多いです。市川三郷町の鰍沢口(かじかざわぐち)駅が甲府盆地最後の駅で、鰍沢口を出ると身延山地に突入していきます。甲府を出る身延線は半分ほどが鰍沢口行で、鰍沢口より先を走る富士行の本数はあまり多くはありません。また、鰍沢口駅からは富士川に沿うように走ります。
 鰍沢口を出て25分弱、身延町の下部温泉駅に到着です。12:12着。武田信玄の隠し湯という逸話がある、由緒正しき温泉です。

下部温泉駅
ヘルシースパサンロード しもべの湯

 身延線特急のふじかわ号も停車する主要駅ですが、静かな無人駅です。駅前には、日帰り温泉施設のヘルシースパサンロード しもべの湯 があります。宿が建ち並ぶ温泉街は少し駅から離れていますが、駅前にも大き目のホテルがあります。新しめでキレイな施設で広い露天風呂もあり、外の肌寒さと温泉の暖かさが絶妙だったのでついつい長湯してしまう、気持ちの良い温泉でした。また、この身延線沿線はゆるキャン△というアニメ?漫画?の聖地になっているようで、ここにもパネルがありました。

 さて、駅周辺を散策します。駅は常葉川と下部川に挟まれた場所にあります。

常葉川に架かる橋
常葉川
下部川
下部温泉駅の踏切
駅前
貨物も走ります

 さて、列車に乗って引き続き富士方面に向かいます。13:58下部温泉発 富士行。身延町の中心駅であり、路線名にもなった身延駅を越え、その先南部町に入ります。南部町を抜けるといよいよ静岡県に入ります。静岡県は富士宮市。富士山の麓に位置する主要都市です。沼久保駅を出るといよいよ山から出て、富士宮市街地が目の前に現れます。富士川とはここでお別れです。

沼久保ー西富士宮間

 15:09 沼久保駅の次である、西富士宮駅に到着、降りました。市街地に入って最初の駅で、西富士宮から富士方面へは列車数が格段に増えます。この駅からはまっすぐ東に商店街が伸びます。

西富士宮駅

 商店街は残念ながらシャッター街のようになってしまっていました。しばらく進むと浅間大社が左手に見え、その対面にはお宮横丁というところがありました。富士宮市の名物グルメである富士宮焼きそばを頂きます。非常に弾力のある麺で、いつ食べても絶品です。

お宮横丁
富士宮焼きそば アンテナショップ
富士宮焼きそば
富士山の天然水が頂けます

 富士宮駅に向かいます。駅前は栄えており、人も多かったです。富士宮駅では特急ふじかわを見られました。甲府駅から身延線を全線走破して富士駅に到着、その後に東海道線に入って静岡駅まで向かいます。静岡市と甲府市を結ぶ特急ですが、中部横断自動車道などの開通によって苦境に立たされている特急でもあります。

富士宮駅 北口
富士宮駅 南口
南口の駅前
特急ふじかわ
晴れていればホームからも富士山が見られそうです
富士方面

 17:01発の富士行。富士宮市から富士市にかけては平野が広がっており、需要も高く本数も多いです。富士宮からは複線になり、多い時間は特急も含め時間5本もあります。17:20富士着。浜松市・静岡市に次ぐ静岡県の第三都市である富士市、その中心駅です。
 ということで、今回は身延線に乗りました。ローカル線で豊かな自然を感じることの出来る楽しい路線でした。首都圏からも比較的近いので、ぜひとも乗車してみてください。
 それでは。ありがとうございました。

富士駅 北口
富士駅 南口

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