石清水八幡宮と平等院鳳凰堂

観光記録 京都府八幡市・宇治市
※ こちらは26年4月20日のものです。

 おはようございます。今回は京都府南部の著名な寺社仏閣を巡ろうと思います。大阪・淀屋橋より京阪電車の特急に乗車、京都・出町柳方面に向かいます。まず向かうのは、石清水八幡宮。石清水八幡宮駅は特急が通過するので途中で乗り換えます。枚方市駅ですぐに乗換可能ですが、枚方市の次の樟葉での乗換でも大丈夫です。

淀屋橋
樟葉駅

 樟葉からわずか2駅6分、石清水八幡宮駅に到着です。樟葉は大阪府枚方市ですが、こちらは京都府八幡市です。石清水八幡宮は駅の目の前にそびえる男山の上に位置しています。ケーブルカーが出ているので、それに乗車することで簡単に山上まで向かうことができます。

京阪本線 石清水八幡宮駅
駅前
参詣道の面影を僅かに残しているようにも感じる
ケーブル八幡宮口駅

 ケーブルカーは時間4本とけっこう走ってくれています。駅に停車する本数は時間5本なので、いつついてもそこまで長時間待つ心配もありません。さすが急斜面を登っていく路線というべきでしょうか、ホームも斜面になっており、階段状になっていました。車内も階段になっており、やはり普通の鉄道とは一味も二味も違います。斜面を登っていく車内では、京都府の街々を望むことができました。山上には、京都市街まで見渡せる展望スポットがあるとのアナウンスも。下調べが足りていなかったのでありがたい話です。

ケーブル八幡宮口駅
ホーム
ケーブルカー車内より

 終点のケーブル八幡宮山上駅には、わずか3分で到着。途中、中間地点の部分が複線になっており、山上から降りて来る車両とすれ違いがありました。2つの車両が15分間隔で行ったり来たりしているようです。山上駅からは木々に囲まれた道を進みます。ひとまず目指すは本社。

ケーブル八幡宮山上駅
竹林

 5分ほど看板に従って歩くと、本社が見えてきます。赤色を基調とした荘厳な雰囲気で、訪れる者を圧倒させます。八幡神とされる応神天皇を祀るのが八幡宮で、ここ石清水八幡宮は三大八幡宮の1つに数えられるそう。もう1つが宇佐神宮で、残り1つは筥崎宮か鶴岡八幡宮か諸説あるそう。もういっそ四大にすれば良いのにと思ってしまわなくもないですが、なにかと三大の方が聞こえが良いのでしょうか。ともかく、全国に多くある八幡宮の中でも指折りの神社であろうことは十分伝わります。

 駅から歩いてくると、長く伸びる参道の途中に合流することになりました。なのでその表参道を少し下りつつ、展望台を目指してみようと考えました。本社から直線的にのびる参道を下り、鳥居を抜けると石段が続きます。昔は当然ケーブルカーなんてありませんから、参拝者はみなこの石段を登ってきたのでしょう。ちらほら登ってくる人とすれ違いつつ、参道を下ります。

石段を登り切った先
本社と直線でつながる表参道
表参道 石段

 下っている途中で、展望台に行きたいのに下っては意味がないのではと思い、引き返すべきか悩み始めたところで、左手に別の道が現れました。今通ってきた表参道と対比させ、裏参道と呼ばれる道筋。言うまでもなく、ここから登りです。下るんじゃなかったとも思いましたが、収穫も。裏参道にひっそりと佇む、石清水社というものを見られました。八幡宮の名前にもついている、石清水。これは男山から湧き出す水を差しているそうで、その水がこんこんと湧いている場所が、この石清水社になります。裏参道を歩いている人はおらず、木々に覆われて少し薄暗い中で木漏れ日に照らされる小さな鳥居や祠は、趣深いものです。
 裏参道を登りきると、すぐに展望台です。京都駅周辺のビルも見ることができ、まさに京都府南部を一望できるスポット。かの有名な吉田兼好『徒然草』には、仁和寺にある法師という話があり、石清水参詣に来た法師は、麓の賑わった極楽寺などだけで満足してしまい、山上には登らないで帰ってしまったという内容。このことから、「すこしのことにも、先達はあらまほしきことなり。」と記されました。現在でこそケーブルカーもあり、八幡社まで来ない例はあまりないでしょうが、アナウンスを聞き逃していたら展望台にも石清水社にも来ていなかったかもしれないと思うと、やはり先達はあってほしいもののように感じます。

石清水社
久我山町から宇治市にかけての街
京阪の木津川橋梁と
洛南浄化センターが目立ちます
京都府道13号・御幸橋が
国道478号と交わる様子

 石清水八幡宮駅に帰ってきました。ここから準急の出町柳行に乗車し、2駅移動。京都市伏見区の中書島です。ここで乗り換え、京阪宇治線へ。今度はケーブルカーではなく普通鉄道です。JR奈良線と合流して、終点の宇治に到着。JR宇治駅は、宇治川の対岸にあります。JRと大手私鉄が競合している区間は、大手私鉄が善戦している印象が少し強かったのですが、JR宇治駅は快速含め時間6本あり、京都の玄関口である京都駅発着という利便性の高さが目立つ一方、京阪宇治駅は時間5本で全列車が中書島止まり。ということで、観光需要はJR奈良線が強く、京阪は地域輸送といった様子。しかし、そのため静かでゆっくりと移動できてよかったです。

宇治橋
宇治川と宇治橋

 さて、宇治市の目玉はやはり平等院鳳凰堂。さっそく向かいます。せっかく京阪で来たのですから、宇治橋で渡るのではなく、少し上流まで歩き、朝霧橋を通って対岸に向かいます。その途中に、宇治神社という神社があったので立ち寄ります。

宇治神社

 宇治川の中州のようなところに向かって朝霧橋が架かっており、その中洲から平等院方面に抜けることができます。南側の入口から入場。待ち時間はありませんという看板もあったので、混雑はまだマシなのでしょうか。

朝霧橋
宇治川

 入場し、順路にそって歩くと、池にひときは大きな建物が。こちらも赤い外観が目を惹く、鳳凰堂です。

 花があり、水があり、それに映えるようにそびえる鳳凰堂は、この世のものとは思えないような厳かで神秘的な様子。釈迦の入滅後2000年が経つ、西暦1052年、この年は末法元年として仏の教えが廃れ世が荒れてしまうと恐れられました。そのため、浄土信仰が盛んになり、この世界に浄土の世界を表すべく藤原道長の子・頼道によって造られました。見るものを魅了する雰囲気は、極楽浄土をイメージしたため生まれたものなのでしょう。

 ちなみに、入場料700円で、博物館にも入れました。中は歴史の説明というより出土された品々の展示が主で、美術館のような雰囲気でした。ちょうど修学旅行の学生とブッキングし、館内はかなりの混雑でした。また空いている時、そんな時期があるのかはいささか不明ですが、再度ゆっくり見てみたいですね。
 ということで、八幡市の石清水八幡宮と、宇治市の平等院鳳凰堂でした。古都京都と称されますが、府内には京都市以外にも多くの寺社仏閣があります。神道も仏教も永きにわたり日本人に大雪にされてきたのだと実感できました。
 最期に、平等院の北側の出入口にあった藤棚を添えておきます。それでは。ありがとうございました。

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