洞川温泉と九度山

観光記録 奈良県吉野郡天川村・和歌山県伊都郡九度山町
※ こちらは26年4月30日のものです。

 おはようございます。今回は車で和歌山市に向かっていく道中です。名古屋から東名阪道で亀山インターへ、そこから名阪国道を西に向かいます。当初の予定は公共交通で行くことの出来ない、川上村の入之波温泉に行く予定で、針インターで降りました。ここから国道369号、370号、169号と経由して南へ、山間部に進んでいきます。169号は、一級河川である紀の川に並行するように走っており、370号も最後に差し掛かると見えてきます。ここ奈良県での呼称は吉野川。徳島県を流れる四国三郎ではない、吉野郡に由来する川です。そんな吉野川のそばに佇む静かな村の1つが、川上村。南下する過程で市街地も経由し、川の良い眺めも楽しめます。

国道上の人知橋
白屋橋という橋だそう
吉野川に架かります

 役場を過ぎてしばらく走り、県道224号に入ります。走るのは、ダムの堤防上。大迫ダムというダムで、かつてはこの下に集落がありました。今回向かっている入之波地区も、もともとは入之波集落として平らな土地に人々が住んでいました。この大迫ダムにより、旧集落は水に沈んだ村となりました。村役場のあった迫集落も、別のダムである大滝ダムにより沈んでしまったそうです。そんなこともあってか人口は急減しており、どこか寂しい雰囲気が漂います。しかし、入之波温泉など、秘湯として注目を集めているという側面もあります。そんな入之波温泉、日帰り利用のつもりでしたが、なんと休業の文字が。定休日は水曜日だと調べていたのですが、恐らく前日の水曜日が祝日だったので、定休日が移動したのでしょう。ここまで来て残念ですが、仕方がないです、またの機会に伺います。
 オルタネートで別の温泉へ。169号に戻り更に南へ向かい、上北山村に入って右折。国道309号を進みます。目指すは天川村。この309号、かなりの酷道で、すれ違えない狭い道が曲がりくねって伸びていきます。おまけに雨と標高のダブルパンチで霧が立ち込め、かなりの悪路。途中の行者還トンネルを越えるまでが特に険しい道のりでした。トンネルを越えて天川村に入り、峠道を下って辿り着きます、洞川温泉。入之波温泉は一軒宿でしたが、こちらは温泉街が広がります。

行者還トンネルを抜け、しばらく
さしずめ上高地かのような絶景
温泉街を洞川が流れます
温泉街

 洞川温泉の規模はそれなりに大きく、宿も多く軒を連ねるほか、日帰り温泉施設としてビジターセンターもあります。しかし、こちらも水曜日が定休で、この日は代休によるお休みでした。なんとも不運。観光案内所があったので日帰りが出来るところを尋ねたところ、行者の宿 角甚 さんというところをご紹介いただきました。もう1,2つあったのですが、こちらが13時からと一番早いので、角甚さんを訪ねることに。ですがまだ時間が早かったので、お昼をいただいて待ちます。味処 きらく九兵衛 さん。中は畳敷きで、窓から洞川の清流を一望できる魅力的な雰囲気です。せっかく山奥に来たので、ジビエをいただこうと思い、鹿かつ定食を注文。届いた定食は、衝撃的な量。バリエーション豊かで、きっと地の物がふんだんに使われているのでしょう。かなり嬉しい定食です。すべて美味しかったのですが、個人的には酢の物のしめじの美味しさに驚かされました。ぜひまた来たいですね。

味処 きらく九兵衛 さん
鹿かつ定食

 13時になったので、温泉に向かいます。行者の宿 角甚 さん。先ほどのトンネルといい、行者という名前が多いのは、なにかあるのでしょうか。こじんまりとした浴室に、弱塩基性のほんのりとろとろとするお湯。安心感のあるいい温泉です。フロント近くの空間も味のある雰囲気で、泊まって縁側でゆっくりと過ごしてみたいものです。

行者の宿 角甚 さん

 さて、紆余曲折あった温泉は終了し、和歌山県に向かいます。309号やなんかを引き続き走り、五條市へ。ここから京奈和道に入って、和歌山県の九度山町へと向かいます。この区間の京奈和道は無料でした。京都・奈良・和歌山を結ぶ自動車道。地名を3つも使うのは贅沢でいいですね。高野口インターで降り、道の駅 柿の郷くどやまに到着。ここから歩いて、真田ミュージアムに向かいます。ここ九度山は関ヶ原ののちに真田昌幸・幸村父子が流されてきたところで、名将・昌幸の終焉の地でもあります。
 中の説明は、真田氏の生い立ちから関ヶ原に至るまで、真田にまつわる戦国期の話が網羅されており、あまり詳しくない自分でも内容をよく理解することができました。過去には上田城も行ったので、真田氏ゆかりの地を巡ってみるのも楽しいかもですね。車でのアクセスはかなり良いので、戦国に興味関心のある方はぜひとも訪ねてみてください。

道の駅 柿の郷くどやま
九度山・真田ミュージアム

 ということで、奈良県の天川村と和歌山県の九度山町でした。ゴールデンウイークに片足突っ込んでいる期間でもありましたが、人込みも少なく色々巡れてよかったです。またリベンジしたいところや新たに行ってみたいところがたくさんできたので、それもプラスなことでしょう。
 それでは。ありがとうございました。

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