碧南海浜水族館
観光記録 愛知県碧南市
※ こちらは26年5月28日のものです。
おはようございます。今回は愛知県の三河地域。旧三河国の南東部にあたる碧海地域を訪ねます。まず最初に訪れたのは、碧海郡の南、碧南市です。名鉄特急で知立まで向かい、三河線に乗り換えます。平日朝の三河線はかなり混雑しており、一本見逃さないと乗り切れないほどでした。知立ー刈谷間の需要が特に大きいようで、見送ったため次の列車には乗れたものの、こちらも満員で発車。しかし、碧南市内に着く頃にはかなり閑散としていました。


終点である碧南の一駅手前、碧南中央駅で下車します。中央と名にある通り、碧南市の市街地に位置します。すれ違えない、一面一線の構造なので駅自体は小規模ですが、市役所などの官公庁もあるエリアです。駅の東側に広がる市街地を歩きつつ、西側に戻って碧南の目的地に向かいます。


国道247号線近く、工場が建ち並ぶ地域が見えてきます。堀のように流れる川を越えると、公園に入れます。碧南市臨海公園。ここの今回の目的地・碧南海浜水族館が位置します。入館料500円とお財布に優しく、その分小規模な水族館。


館内の半分ほどは、子どもたちが遊ぶためのキッズエリアと休憩スペースになっており、水族館部分は建物の半分ほどです。しかし、そこに魅力が凝縮されており、十分楽しむことが出来ます。幼稚園か小学校低学年かの子たちが遠足か何かで来ており賑やかでしたが、それでもゆっくりとそれぞれの展示を楽しめます。熱帯性の魚たちが出迎えてくれた先には、三河湾の魚たちが泳ぐ大水槽。地域の海域再現が、やはり水族館の見ものの1つです。大水槽の向かいには小さめの水槽が多くあり、人気の高い生き物たちがそれぞれ泳いでいます。

鯵だったはずです。



奥に進むと、「骨のない生き物たち」ということで甲殻類やホヤなどのメインコーナーがありました。彼らが一種類ずつ、メインとなって水槽に入っているのは少し珍しい気がします。
続いては三河湾から出て渥美半島の南から東方へ。遠州灘に生息する生き物たちです。深海のような深い海としては駿河湾が有名ですが、ここでは遠州灘の深海がメインです。さすがに生きてはいないですが、リュウグウノツカイの姿も見ることが出来ました。



貝に収まり目をこちらに向ける様子はかなり可愛らしいです

その子どもです
その先は潮溜まりの生き物コーナーと温かい海コーナー。潮溜まりコーナーを前にすると右手に大きな水槽が見えますが、こちらはどうやら三河湾の大水槽とつながっている様子。遠州灘コーナーの後ろでつながっていたようですが、リュウグウノツカイなどの展示から分かる通り壁になっており気が付きませんでした。

正面が潮溜まり

奥まで広がっています


温かい海コーナーには、碧南水族館の名物の1つである、穴子が。相変わらずぎちぎちに詰まっているようにしか見えません。彼らはこれが落ち着くのでしょうが、流石に狭くないのかと不安に感じるレベル。顔もよく見ると可愛らしいです。温かい海の次はつながるようにサンゴ礁の海コーナーへ。ここら辺はやはり色鮮やかなものです。


水槽に落として与えることもあるそう
続いては池や川にすむ生き物のコーナー。渓流の展示スペースは、どの水族館も方法が凝っているイメージがあり、個人的には好きなゾーンです。


何ともキュートです

外来種です

最後は両生類や爬虫類。出迎えてくれるのは、ネコギギという小さなナマズ。東海地方の固有種で、環境変化に伴い絶滅危惧種に指定されている、貴重な魚です。小さくてもナマズらしい髭を蓄え、とても可愛らしい様子でした。
また、その隣にはホライモリ、またの名をドラゴンズ・ベビーとも言う生き物が見られます。バルカン半島北西部・ディナルアルプス山脈の洞窟に生息する生き物で、国内で見られるのは碧南だけだそう。というのも、愛知万博の際に市町村それぞれがフレンドシップ国というものを締結しており、碧南市のフレンドシップ国がクロアチアでした。すごくざっくり言うと、「○○市と○○国とは、万博を機に仲良くしましょう」といった感じで、友好関係を結んだクロアチアから、ホライモリが贈られたのだそうです。岩に挟まってよく分からないですが、全身が見えれば確かにドラゴンと言えそうな見た目です。

ネコギギです



ということで、以上が碧南海浜水族館でした。小規模でありながら見ごたえはかなりあり、思ったよりも長時間見入ってしまいました。ここからは場所を移し、碧南市を後にしますが、ひとまずここまでで終わりにします。碧南水族館、ぜひとも行ってみてください。
それでは。ありがとうございました。

