愛環と瀬戸市・豊田市・岡崎市

観光記録 愛知県瀬戸市・豊田市・岡崎市
※ こちらは26年4月12日のものです。

 おはようございます。今回は、愛知県の中央部を東西に走る愛知環状鉄道線に乗車し、沿線を少し散策していこうと思います。まずは名古屋から中央線に乗り、春日井市の高蔵寺駅へ。

高蔵寺駅 南口
青色:愛知環状鉄道線
橙色:JR東海道線・中央線
赤色:名鉄名古屋本線 黄緑色:名鉄三河線・豊田線
水色:リニモ 紫色:名鉄瀬戸線

 愛知環状鉄道という名前ですが、実際に環状運転をしているわけではありません。旧国鉄の岡多線という岡崎と多治見を結ぶ路線が三セク転換されたもので、現在は東海道線の岡崎駅と中央線の高蔵寺駅とを短絡する路線となっています。しかし、JR線として開業し、勝川ー枇杷島間の城北線などを利用して名古屋の外縁部をぐるっと環状できる路線ができたのかもしれません。しかし、現在はどちらもJRではなく、夢のまた夢といった感じでしょう。
 JRと愛環は高蔵寺駅を介して直通運転をすう列車もあり、ホームは同一です。ですが、一度改札の外に出て、瀬戸口駅までの磁気きっぷを購入します。岡崎行に乗車。休日は基本的に2両編成になるようです。

高蔵寺駅
春日井市と瀬戸市の境界
庄内川

 瀬戸市に入り、名鉄瀬戸線との乗換駅である瀬戸市駅を抜け、瀬戸口に到着。きっぷはこちらまでなので、ひとまず降車します。

瀬戸口駅

 出口には自動改札機がありますが、きっぷはそこに入れず、駅員さんのもとへ行きます。そこで、1日乗車券を購入します。紙のきっぷを購入し、有人駅まで乗車してそこで1日券を購入すると、先の乗車券を払い戻していただけるというありがたい仕様があります。瀬戸口駅の窓口で330円を返金してもらい、1700円を別途払って券を購入。これで気兼ねなく愛環を巡れます。ちなみに、高蔵寺駅に最も近い発売駅は新瀬戸ですが、なんとなく瀬戸口駅まで来てみました。岡崎・高蔵寺の両駅では1日券を購入できないのはJR管轄の駅だからでしょう。ちょっと不便に感じなくもないですが、ありがたい仕様もあるので無問題でしょう。

 次の岡崎行に乗車します。三セクというと次の列車までかなり時間が空きそうですが、なんと愛環は時間3,4本が日中でも確保されています。ゆっくりとご紹介していきますが、多くの乗換路線を有し名古屋につながることや、トヨタ本社など主要施設を通るため利用者はかなり多いのです。すぐにやってきた岡崎行に乗車。
 すぐ隣の駅で降ります。山口駅。ここから、海上の森という自然公園まで向かい、ハイキングをしようと思います。

山口駅

 歩くこと15分ほど、山口側の海上の森駐車場に到着しました。ここから山へ向かって歩き進めるのですが、この駐車場の近くに気になるスポットがあるため、まずはそちらへ。それが、山口ダムをいうダムの遺構。現在は使われておらず、水を堰き止めることなく流し続けています。言ってしまえば廃墟なため近づくのは危険ですが、看板もあり遠くから眺めることは可能。鬱蒼とした獣道が伸び不安を覚えましたが、目視できる範囲までは2分とかからず到着します。

道を進みます。
山口ダム

 水が流れる音がこだまし、過去の人間の遺構と大自然を存分に感じられ、落ち着くような、それでいて不気味なような感覚。思ったよりも簡単に来られたので、一見の価値があるように感じます。
 さて、改めて海上の森へ向かいます。本格的な登山をするつもりはなく、物見の丘という展望台のあるところを目指して少し山を進む程度に考えています。そのために目指すのは、あいち海上の森センター。まあビジターセンターのようなものでしょう。駐車場から四ツ沢・三角点と通ればセンターまでいけそうだ、と確認し、看板を頼りに進みます。

三角点への分岐先

 四ツ沢までの道は舗装もしっかりとなされていたにも関わらず、その先、三角点への道は急激に登山ルートへ。とはいえ、道も迷わないように整備されているため、道なりに進めばOKです。三角点は小高い丘の山頂のようなところに位置しており、景色を見渡せました。

三角点から
三角点

 ここからは下りです。ですが、途中から看板の地名が分からなくなり、聞き覚えのあった屋戸川方面に進むと、山から出されてしまいました。仕方がないので一般の道を歩き、センターまで向かいます。

湿地
砂防ダム
屋戸川
山から出てしまいました

 国道248号に沿う細い道を歩き、センターへ。センターからは遊歩施設に入ります。ここは歩きやすく、見どころがぎゅっと詰まっていて散策しやすいエリアでした。施設内のチェックポイントを巡りつつ、物見の丘に到着。展望タワー周辺の木々が以外にも高く、名古屋市街は上手く見通せませんでした。なんとか身体を湾曲させれば、東山スカイタワーがギリギリ見える程度でしたが、かんな山間部に独特な形状のタワーがあるのが、もうワクワク。日曜日にも関わらずこの自然のタワーを独り占めできたのも高評価です。

あいち海上の森センター
窯の歴史館
瀬戸市というだけあり、ここ周辺でも窯業は盛んだったそう
繭玉広場
蚕ではなくヤママユの繭がモチーフだそう
展望
物見の丘 タワー

 繭玉広場から分岐する道から出ると、豊田市側の入口になります。ここは、八草駅が最寄り駅。山口駅の隣、八草駅まで歩いていきます。

リニモのホームと愛環の線路
八草駅

 岡崎行に乗って再び進みます。と、言いたいところですが、次の列車は北野桝塚乗換という案内。どうやら車両基地が北野桝塚駅に併設されているようで、そこに車両を持っていくそうです。北野桝塚で岡崎行に対面乗換が可能で、所要時間にもほとんど影響はなさそう。ただ、せっかく降りるのでそのまま途中下車して、お昼をいただこうと。駅の近くにあった、食処 多咲き さん。炭焼きサバの定食をいただきました。脂の乗りもよく、絶品でした。小鉢にそぼろが付いていたのも、リッチな気分になります。ごちそうさまでした。

食処 多咲き さん
炭焼きサバの定食

 岡崎行に乗ります。北野桝塚駅は岡崎市。ということで、ここからは岡崎市のターンです。岡崎を代表する観光地・岡崎城へ行くため、中岡崎駅で降ります。名鉄名古屋本線の岡崎公園前駅がすぐそばにあり、乗換駅として機能します。なお、中岡崎の2駅先が終点の岡崎駅で、JR東海道線との乗換駅です。
 ちなみに、岡崎駅も高蔵寺と同様でJR改札内に愛環用ホームがあります。しかし、変わったところとしてホームに愛環用のICカードタッチ機があります。JRから乗り換える場合も、岡崎駅から乗車するためJR改札を通った場合もホームに入る前にタッチする必要があり、ICを利用して愛環に乗り岡崎駅で降りた人も全員タッチする必要があります。おそらくタッチしないと、高蔵寺を経由した換算にされてしまうのでしょう。これがあるためか、岡崎駅ではJRとの直通運転はなされていません。

中岡崎駅
岡崎公園前駅

 ここからは歩いて10分ほど。岡崎公園の中に岡崎城が位置します。時期的に藤棚がかなりキレイに見られました。

お堀を越えます
藤棚
岡崎城

 岡崎といえば、徳川家康を生んだ町。戦国の話とともに家康のことも多く説明があり、よかったです。江戸時代には岡崎宿として繁栄したこともあり、その解説もよかったです。

岡崎市街
乙川

 さて、最後に豊田市街を少し見てみます。新豊田駅へ。すぐそばにある豊田市駅は名鉄の主要駅で、三河線のほか、鶴舞線に直通して名古屋市街に入る豊田線系統の列車も乗り入れます。車の街という印象があまりにも強い豊田市ですが、駅周辺はしっかりと栄えています。

新豊田駅
豊田市駅

 市街地でサクッとみられるところを探し、豊田市駅の東へ。挙母神社というところへ向かいます。豊田市は、自動車会社のトヨタから来たもので元々は挙母市という名称でした。この神社など多くの場所に挙母という名前が残っています。かなり静かで荘厳な神社。市街地の真ん中にあるのはなんだか羨ましいような感じです。

挙母神社

 ということで、愛環に乗って色々巡っていきました。環状してない環状鉄道。都会も多く乗換駅を中心に一定の乗降が確保され、乗っていて楽しい路線でした。
 それでは。ありがとうございました。

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