奈和
観光記録 和歌山県・奈良県など
※ こちらは26年6月12日のものです。
おはようございます。昨日、滋賀県と京都府を見つつ大阪まで来ました。今回は和歌山県を経由して奈良県へ向かいます。奈良県に行くだけなら近鉄なり大和路線なりで大阪から真っすぐ行けますが、和歌山に行きたいので阪和線に乗ります。天王寺を5:25に発車する始発の関空快速に乗車。まず降りるのは鳳駅です。

本町から大正まで歩きました

堺市西区の中心部に位置する駅で、西区役所の最寄り駅です。街を歩きたかったので、早めに来ることにしました。向かうのは、大鳥大社。和泉国の一宮です。住宅街の中にかなり大きめの敷地を持って位置しています。地元の方々が朝の散歩ついででしょうか、参拝に来ていたりもして、なかなか良い光景です。


参拝して鳳駅に戻ると、駅はかなり人が多かったです。堺市の中心部からも少し離れており、大阪市街もそこまで遠くないので、電車に乗って通勤する人がかなり多いのでしょう。天王寺方面の阪和線はかなり混んでいました。ここから再び阪和線に乗るのですが、別途きっぷを購入して、少し違う方向に向かいます。鳳から東羽衣へ伸びている支線。通称、羽衣支線へ。6:36発の東羽衣行に乗車します。東羽衣駅は南海電車の羽衣駅に隣接しており、そちらへ乗り換えます。


羽衣からは、またも支線のようなものが伸びており、それに乗車します。正確には支線ではなくちゃんと正式な路線名が存在します。高師浜線。高石市内の臨港部へと人々を運ぶ路線です。6:44発。一本後にして羽衣駅の駅舎とかをゆっくり見ても良かったなと今になって思ったりもしました。


臨海部・高師浜まで来ました。ここから支線を乗り継いで鳳まで戻っても良いのですが、せっかくなので街歩きを。高石市の街を歩いて阪和線まで戻ります。南海本線の高石駅、高石市役所を経て阪和線の富木駅まで向かう、長い歩きの始まりです。




歩くこと40分ほど、富木駅の到着。高石駅も人が多く、富木も天王寺へ向かうホームや車内はかなり混雑していました。私は和歌山方面へ向かうのでまあ大丈夫かと高を括っていましたが、こちらも以外と混んでいる。7:36発の和歌山駅。紀州路快速の方が速く和歌山まで着くため、東岸和田で快速に乗り換えます。東岸和田では関空・紀州路快速として和歌山行と関西空港行が連結して走りますが、途中の日根野で切り離し。ここからは4両になって和歌山まで向かいます。
日根野から先、日中は普通列車がほとんど無く、紀州路快速が各駅に停まることで駅利用者を拾いますが、朝で別途普通列車も走っているからでしょう、紀州路快速は停車駅をかなり絞って走っていました。砂川・紀伊・六十谷のみに停車。快速の名に相応しい走りを見せてくれました。


8:33和歌山駅到着。ここからは2kmほど歩いてとある場所へ向かいます。もうこの時点でかなり歩いていますが、気にせず進みます。汗を流しにいきましょう。


25分程度で着きました、花山温泉薬師の湯。個人的には関西随一だと思っている名泉です。駅からバスに乗っても中途半端なところまでしか行けないようなので、駅からは歩くかおとなしく車を使うのがよいでしょう。ただ、歩ける距離ですし、汗をかいてからの温泉はより気持ちの良いものです。濃度の濃い、もはや濃すぎるほどの湯をかけ流しで楽しめます。源泉が低めの温度なのも、天然の露天風呂があるのもやはり良いですね。熱湯と源泉の交互浴を5度繰り返し、露天でしめる、推奨されている入浴方法で今回も堪能しました。
さて、寄り道やご飯をいただいたりしつつ、駅へ向かいます。寄り道先は、日前神宮。舞台変わってここは紀伊国。和泉ではなく紀伊の一宮です。近くには和歌山電鐵の日前宮駅もあります。さて、この日前神宮、境内は撮影禁止とのことでした。ただ、参拝できて寺社の雰囲気を味わえればそれでよいのです。写真はありませんので、みなさんもぜひ足を運んでみてください。


さてさて、和歌山というえば和歌山ラーメン。和歌山駅近くには、恐らく最も有名といっても差し支えない名店があります。井出商店さん。平日でも行列ができるという話は聞いていたので開店の25分前、11:05くらいに向かうと、既に列ができつつあります。店から漂う豚骨のような匂い。食欲をそそります。列に並んでいる途中でメニューを聞かれ、開店前の20分ごろには、もう店内に案内してくれました。早いです。鯖のお寿司である早すしは、入店とほぼ同時に提供されました。これをいただきつつラーメンを待ちます。半田のお酢の文脈で尾張や江戸の早すしの記述がありましたが、こちらはラーメンとセットの鯖寿司という意味で使われるそう。そして、待ちに待ったラーメンです。この濃厚さ、たまりません。店外で待っているときほどの臭みは感じられず、スルスルといただくことができます。濃いにも関わらず、何度飲んでも飽きない、魅惑のスープ。狭い店内にぎっしりとサインがある様子も、名店の貫禄を感じさせます。

向いにある店には既に列が



早く開店・提供していただけたお陰で、40分すぎには退店できました。今から乗ろうと思っている和歌山線、11:55発があり乗れないと思っていたのですが、どうやら乗れるよう。一本早い和歌山線で奈良県を目指します。一本早く乗れた場合は、何となく気になる駅をその場で見繕って降りてみる、これに尽きます。打田という駅に着きました。




紀の川市役所の最寄り駅ですが、特に中心部という雰囲気はなし。列車の方向案内でも耳にする、粉河がこの地域の中心部なのでしょうか。このようなところはロードサイドが栄えているだろうと思い、国道へ出てみます。大き目の店舗が建ち並ぶ地域ではありましたが、思ったよりは車通りも多くなく、静かな様子。産直市と業務スーパーがくっついているのは斬新で面白かったです。




引き続き和歌山線を進みます。南海高野線と橋本で交わり、舞台はいよいよ奈良県へ。五條市に入ります。その中心駅、五条で下車。五條の街は一度歩いてみたかったのです。


吉野川/紀の川流域のこの地域は、紀伊徳川家一行の紀州藩が参勤交代を行う際の通り道であったそう。そのような交通路にあって五條は栄えていきました。新町地域にはその当時の面影が色濃く残っています。そんな近世の趣を感じさせる街に、全く別の歴史を伝えてくれる建造物が。高架橋の跡。五新線という、五条と新宮とを結ぶ壮大な路線の跡です。といっても実際に出来たわけではなく未成のまま終わっており、この上を列車が行き交うこともなかったのでしょう。吉野の山間部を貫くというだけで、現実的でなさそうな雰囲気はかなり醸し出されます。現在は八木新宮線として日本最長の路線バスが五條を経由し、五新線の代わりを担ってくれています。様々な年代・様々な地域への交通の歴史を感じられますね。






この後は和歌山線と桜井線を乗り継ぎ、高田と畝傍の街を歩いて奈良へ向かいました。帰宅時間ということもあり、どちらも人は多かったです。といいつつ、近鉄駅周辺の方が人が多く、JRは学生さんが中心でした。




この日は奈良に泊まりました。宿泊費をケチるべく、またもカプセル、いや、ドミトリーのような感じでした。近鉄奈良駅近くのホテルシャトードール。タオルがないのは誤算でしたが、まあ持っているので特に問題ありませんでした。
ちなみにJR奈良駅から歩こうと思っていましたが、一つ前の京終駅に鹿がいて、駅にいるのが衝撃で降りてしまいました。そんなこんんで京終から近鉄奈良まで歩きました。長かったです。
それでは。ありがとうございました。



