中国周遊⑥ 芸備線・福塩線
交通記録 備後落合→塩町→福山
※ こちらは26年7月10日のものです。
おはようございます。木次線に乗車し、宍道から備後落合まで来ました。14:23の到着。ここからは40分発の三次行に乗車します。3方向からの列車がほぼ同時刻に到着、出発するため、乗客が各方面から各方面へと乗り換えていきます。


西城川に沿って、曲がりくねった山間部をゆっくりと進みます。線形が良く特急が高速走行できる伯備線と比べると、陰陽連絡線としての実力は足りないと思わされてしまいます。しかし、山間部を縫うようにして進む姿は旅情が掻き立てられるものです。西城・庄原と大き目の駅を越えていきますが、乗り降りする人の数もそう多くない。備後庄原駅周辺は庄原市の中心部となっていますが、芸備線は言うまでもなく本数が少なく、その一方で広島市街に直結する高速バスが備北交通から多数出ているため、鉄道利用者は少なくなっています。庄原駅発の広島方面高速バスは1日17本。一方で芸備線三次方面は1日8本。しかも全列車が三次止まりになるため、利便性はかなり違うものです。

木次線の線路が見えます

西城川


山間部から田畑の広がる盆地に出て、依然として緑豊かでのどかな区間を進みます。三次市に入り、三次駅に到着する前の塩町駅で降ります。福塩線と合流する駅。今回の乗車券は芸備・福塩経由なので塩町から先の三次方面は乗れません。15:48の到着。しかし福塩線の府中行は17:05発とかなり時間が空きます。ということで、ここからは塩町の町歩きです。

落合・府中方面への線路

看板にかなり味があります

三次方面は本数が倍近く多い

かつては有人駅だったのでしょうか


散歩するのはいいですが、あいにく駅周辺には特に何もありません。少し歩いた先の国道沿いにスーパーがあるそうなので、飲み物を買いに行ってみます。この日のかなりの猛暑。定期的に何か飲まなければ死んでしまいます。
スーパーに行く途中、気になるものを見つけたので寄り道。神杉駅。塩町駅から見て三次方面の隣駅です。距離がややあるように見えましたが、歩いてみると案外行けるものです。絵に描いたような秘境駅、というには周りに民家もあり開けた場所に立っていますが、秘境駅感は抜群。人の気配は全くせず、時が止まったような雰囲気。こう言っては何ですが、備後落合よりいい雰囲気を感じます。あそこはやはり、秘境駅というには人が多すぎるように感じますね。神杉駅、駅ノートもありました。虫が多い中恐る恐る開けると、直近の記録がなんと5月30日。1ヶ月以上も開かれていなかったのでしょうか。かなりの秘境感を感じられて良かったです。こうなるのであれば、神杉ー塩町間の乗車券を買っておいてここから乗ってもよかったなと思いました。福塩線のワンマンですし、塩町以南の乗車券を既に持っているため、面倒になるのでおとなしく塩町から乗ります。いつか神杉も利用したいですね。




塩町まで戻ってきました。良い暇つぶしが出来て、退屈せずに待てました。福塩線の府中行に乗車します。福山と塩町とを結ぶ福塩線。現在は府中で系統が完全に分かれています。府中以北の福塩線もかなり本数が少なく、隠れた秘境路線です。芸備線ほどではないものの山々を縫って進みます。学生さん中心の、のどかな路線。いいですね。本数の偏りがあるので途中下車しながらの旅は容易ではないものの、いつかしたいです。




芦田川
府中駅に到着。ここから福山は目と鼻の先です。広島県には府中という街が2つあり、こちらの府中市と広島市の府中町。旧国名を頭に付け、前者を備後府中、後者を安芸府中と呼ぶこともあるそうです。東京のは武蔵府中と呼ぶべきですかね。




府中市は福山市のベッドタウンのような街。福山に隣接し、結びつきも強いです。目を見張るのは、福塩線の本数。福山ー府中間は時間2本の時間も多いです。府中を境に本数が大きく変わる福塩線。途中駅でここまで違う路線も少ないでしょう。
ということで、福塩線と芸備線でした。全国屈指のローカル線として名高い芸備線。今回はほんの一部なので、また全線に渡って乗車したものも記録します。福塩線もゆっくり途中下車していける日を楽しみに待ちたいと思います。
それでは。ありがとうございました。



